昭和初期、時の市議・鈴木与平氏の尽力により教会建築の用地取得の願いが叶い、昭和10年にフランス人神父・ドラエ師の設計と施工指導によるとされる、高い木造建築技術により本格的なゴシック様式のカトリック清水教会聖堂が完成しました。
双子の鐘楼を冠し、 ゴシックアーチを基調としたファサード。ポルティコ(ポーチ)は4本の古典主義的なコラム(柱)がバランスよく正面性を強調しています。

♦聖堂外観♦
二つの鐘楼とゴシックアーチが天に向かって伸びる印象のファサード

♦聖堂内観♦
リブヴォールト天井に美しいステンドグラスが彩りを添えるゴシックのインテリア
~ これまで ~

♦昭和初期♦
元は徳川御殿地であった土地を時の市議・鈴木与平氏の仲介により、聖堂建設用地取得の願いが叶いました。

♦昭和10年♦
フランス人のドラエ神父の尽力と 設計により、堅牢で瀟洒な木造のゴシック教会が完成しました。

♦昭和20年♦
艦砲射撃により聖堂周辺は焼け野原になり、戦災を免れた聖堂は救護活動の拠点として怪我人を受入れました。
~ これから ~

創建以来幾度もあった大地震にもびくともせず凜と佇む聖堂は、神社仏閣同様に長寿命を裏付ける堅牢な木材を使用し、優れた建築技術によって建てられています。

様々な歴史や多くの人々の成長を見続け、幾多の思い出の場所でもある聖堂は人間でいえは40代の働き盛り。
デザインを継承した改修工事をすればさらに未来に向かって永く祈りの場所として存続することが可能です。

ミケランジェロやダ・ヴィンチ、ラファエロにモーツアルトなど様々な芸術家を排出してきたカトリック教会。
現在の美しい聖堂を保存し、様々な文化芸術を発信する場所として地域社会に貢献することができます
現在カトリック清水教会聖堂は建て替えが検討されています。
聖堂はカトリック清水教会の施設であり、私たちは信者ではないため聖堂の存廃に関する決定権はありませんが、この清水という街のシンボルであり、太平洋戦争の記憶を残す貴重な戦史史跡である聖堂の保存を、市民として強く望んでいます。
そして私たちはこのカトリック清水教会聖堂の保存を求める市民の声として、「聖堂取壊しの再考と保存の嘆願書名」を集め、市民の声として教会に届けることにいたしました。
築83年の貴重な聖堂は、一度取壊したらこれまでの深い平和への祈りや、積み上げられた歴史の記憶を失い、二度と取り戻すことは出来ません。
私たちの主意にご賛同下さる方がいらっしゃいましたら、以下のリンクよりオンライン署名を受け付けております。
多くの皆様のご協力をお願いいたします。