問う習慣②
子どもが「問い」を持つためには、まずは「問い方」を分からなければいけません。子どもは問うことに対して、積極的ではありません。それは、学校現場で教科書が答えであり、それを教授するという方式をとってきた弊害かもしれません。「問い方」とは、簡単に言えば視点のことです。英語でいえば、when,where,who,what,why,howの5W1Hです。特に、whyとhowに関してはどの教科でも活用されるものです。その反面、「なぜ源頼朝は幕府を開いたのか」といった何を答 えたいのかが見えづらい問いや「どのように幕府を開いたのか」といったどう答えても良さそうな曖昧な問いが出てきやすいものでもあります。それに対して、「なぜ源頼朝は幕府を開いたのか、どんな目的があったのか」や「平家との権力争いの中で、どのように幕府を開いたのか」といった視点を持たせる問いを与えていく時間が必要です。問いを浴びていく時間が年間カリキュラムの中で考えれば前半に位置づけられており、後半では子どもが問い持つようにカリキュラムを組んでいくという工夫が一つ、必要になりそうです。