ええ年になって、漫画を買うのなんて何十年ぶり?なんですが、
すごく人気なのは知ってても、最近まで興味ありませんでした。
リアルな話が好きで、「妖怪もの」「ファンタジー」が苦手な人もいけるかもしれない。(私は両方好きですが)
現実からちょっと救われる話もありです。
内容は上のとおり、そこに漫画にありがちな「不遇な主人公」がおりなす話なんですが、
だいたいの漫画は、主人公に無理解な人物があれば、それは「わるもの」という扱いなんですが、この話はちょっと違う。
両親を亡くし、親戚をたらいまわしの中、遠慮しながら生きてきて、おまけに妖怪も見れるもんだから、子どもの時は素直に見えるままを言うので「親がいなくて構われたいためのうそつき」と冷遇されてきた主人公。
これまでいやいや順番に引き取っていた親戚ではなく、遠縁の心優しい夫婦に望まれて引き取られ、「親子の愛情」を知ります。他に、なんとなく主人公がおかしいことに気づきながらも何も聞かずに友情を深めてくれる友もできます。そして、妖怪も人間臭い妖怪がいて、人間のほうがひどい場合もある。
他の漫画と違うなぁって思ったところが、愛情を知って成長した主人公が、これまで関わった人たちの中にも手を差し伸べてくれてた人、親戚にも事情があってどうにもできなかったことがあり、自分も殻に閉じこもり心を開かなかったことも問題だったと思うようになったことです。
過去にわだかまりがあった同級生も、恋人が人間じゃないかもしれないと思って主人公を訪ねてきて、主人公を理解出来なかった過去を詫びて友人になります。
その立場になってやっと気づくことがある。
話は妖怪の名前を封じる「友人帳」を返していくことが基なんですが、友人帳の妖怪の名を返しながら、主人公は新たに友人が増えていく感じがします。
不思議な話が苦手な方も、人間関係をメインに読めば、考えさせられる部分が多いと思います。
私もどちらかというと、人間関係メインです。
特に、「血の繋がりよりも深い他人との繋がり」っぽいとこがいいですね。養父母ですね。
こういうとこ弱いですね。
主人公ほど素直ではないですけどね、現実は☆
9月に映画があるようです。
久々に大きなスクリーンに行くか。
未来のミライも、ツボっぽいなぁ。こっちは血縁の話だけどね。
バケモノの子は良かった。こころの穴を埋めるためのシーンが特に。