こんにちは。たくやんです。



ジンクス(英語:jinx)とは、「縁起の悪い言い伝え」です。


縁起が悪い、運が悪い、マイナスな出来事に対して、使われる


言葉で、出来るだけ避けようとする時に使われます。


(日本ではプラスの出来事(良い縁起)にも使われています。)







 誰でも少しは、「縁起」「げん担ぎ」「予感・予兆」などを


どこかで気にしているはずです。


例えば、


・4という数字を避ける

・夜に爪を切らない

・北枕にしない

・箸と箸で食べ物を渡さない(箸渡し)

・玄関に盛り塩をする

・新品の靴は朝下ろす

・勝負事の前日に「はカツ丼を食べる」

他にも、大安、友引、風水、鬼門、黒猫が横切ると、


などなど、挙げれば数え切れない程あります。



人は、これら「験担ぎ(げんかつぎ)」を信じて、運気を


上げたいと願っています。


人間は、とても弱い生き物だと思います。



一流のスポーツ選手達も試合などで、本領を発揮する


為に、「決まった儀式」を行っている人が多数存在します。


儀式といっても特別なことではなく、ただ単に「決まった動作」


をしているだけです。


野球選手のイチローは、スパイクは左から履く。


フィギアスケート選手の浅田真央さんは


「リンクにあがる際、必ず左足から」を行っているそうです。


これらの動作で「縁起が良い」「良い運気」を呼び寄せる効果と、


無意識に「不安」や「緊張」を和らげています。



それらを、競技場やグラウンドに立つ前に行って、


不安や緊張を取り除けるということは、


「抗不安薬」と同じ効果があると言えます。



普段通り、いつも通りに行動するということで、


落ち着いた気分になるのだと思います。




パニック障害を患って間もない時、


いつも、頭から離れないことがありました。


「以前、ここでパニック発作を起こして辛かった」

「前に、あの場所に行った時、とても苦しかった」

「何々を食べると、必ず調子が悪くなる」

「あの人と接すると、必ず翌日は調子が悪い」

「月曜日休んでしまうと、ずるずる休んでしまう」


などなど、いろんなマイナスの



(ジンクス=出来るだけ避けようとすること)を作り出し


勝手に想像して、「悪循環」に陥っていました。



縁起の悪い日、場所、人、物に支配されている感じです。


これら悪い予感の数は、発作の数に比例すると感じています。


発作が消沈し、認知行動療法などで、「大丈夫」ということを、


学習して「予期不安(ジンクス)」の数を減らして、充実した


毎日を送れるようにしなければなりません。


自らの、「過去の経験の積み重ねによって生まれてしまった


ジンクス」なら、「自身の力でどうにかなる」と考えています。


時には「恐怖突入」 で克服していかなければなりません。


ジンクスとなるシチュエーションに出会ったら、ぶつかって、


実は何でもない事を経験しなければなりません。



そこで、日々の生活の中に「こうすると縁起がよい」という


所作(動作)を取り入れれば良いと思います。


何でも良いと思います。


例えば、


「靴下は左から履く」「靴は左から履く」などの


「オリジナルの所作」


日常の「習慣」の中に取り入れて、意識的に「これで大丈夫!」


と、自分に言い聞かせれば、安心感に繋がると思います。


「これをすると安心できる」という「動作」を見つけたいものです。


あまり、習慣に縛られるといけませんが、ストレスを


感じない程度に実行したいものです。


但し、「これをやらないと不安になる」というのは良くないです。


あくまで、縁起が良い、運気が上がるというイメージが必要です。




「こうやったらから、上手く行く」という「プラスのジンクス」


「安心のスイッチON!」という感じでしょうか。


そして、今、直面している目標を明確にして、実力を発揮する。


困ったときは神頼みでも良いと思います。


「パワースポット」に行くのも良いかもしれません。


「滝に打たれる」「神社で祈祷してもらう」などなど。


それらで、安心が得られるのでした十分です。



大事なのは、その場面でも、不安な気持ちはおいておく、


自分で編み出した「オリジナルの動作」で意識を高めて、


やるべき事を行う。



普段から、「オリジナルの動作」を行い、


必要なら「薬というお守り」を持って、


どんどん、行けなくなっていたところ、


出来なくなってしまったこと、


まだ経験していない新しいこと などに


挑戦してみてはいかがでしょうか。




最後までお読みいただいて、ありがとうございます。






※注意書き
私は医師でもなく心理士でもなくセラピストでもない。
一患者として皆さんと共に考えていきたいと思っています。
このブログは私自身の減薬・断薬を目指しています。
薬物療法以外の治療法や手法を書く予定です。
もし参考にされる場合は、必ず医師や心理士の方に
ご相談の上行って下さい。






続きはまた