「子宮・卵巣がんと告げられたとき」によると、がん告知後の心理は次のように変遷していくそうです。

第一段階 衝撃段階(2~3日間)
第二段階 不安定段階(1~2週間)
第三段階 適応段階(2週間以後)

大半の人が二週間以降は落ち着いてきて、がんに対して正面から取り組み始める、のだそうです。

自分のケースにあてはめても、その通りだな、と思います。

特に私の場合は治療法を決定してから、落ち着いたように思います。

また、告知から1週間ぐらいのときに、同じ治療法を受けた方々とメールでやり取りをしたのにも、励まされました。

「子宮・卵巣がんと告げられたとき」にも、「仲間はたくさんいる」ことが書いてあります。

多くの女性が健康を取り戻すという同じ目標に向かって歩んでおり、実際多くの人がその目標を達成している。

その事実を認識したことが、安定するきっかけだったように思います。

PDTの先輩方からは、入院生活の具体的なことはもちろん、「この病気にならなければ、またこの治療を選ばなければ出会うことのなかった貴重な同志がきっとできますよ」、と仲間ができることも教えていただきました。

それから最初は皆さん泣いたようです。

そりゃそうですよね。