イサクの子ヤコブから生まれた

 

イスラエル12部族

 

 

 

イスラエル12部族については

 

少しややこしいので

 

こちらの記事を読んでみてくださいね

 

 

 

ここから子孫が、あちこち分かれて

 

あの人やこの人に繋がっていくのですが

 

 

 

まずはあの「出エジプト記」

 

モーセからいきましょう音譜

 

 

 

モーセは、ヤコブ

 

レアの息子レビから続く

 

レビ族の血を継いでいます

 

 

上記の記事にも書いていますが

 

レビ族は、イスラエル12部族には含まれず

 

 

 

司祭の一族として

 

別格の地位を得ています

 

 

 

モーセが生まれたのは

 

当時、ヘブライの民たちが暮らしていた

 

エジプト

 

 

 

なぜ、ヘブライ人たちが

 

エジプトで暮らしていたかというのは

 

こちらの記事をどうぞ⇩

 

 

 

エジプトの王から

 

「ヘブライ人に男の子が生まれたら殺せ」

 

という命を受けていたヘブライの民

 

 

 

 

しかしモーセの母親は殺せずに

 

モーセを船に乗せて川に流します

 

 

 

川を流れていた赤ちゃんモーセを

 

すくいあげたのが

 

エジプトの王妃様

 

 

 

 

「私が川から引き上げた(マーシャー)」

 

ということから

 

モーセと名づけられました

 

 

 

のちにモーセが、ヘブライの民を

 

エジプトから「救い出す」

 

という運命を表した名前ともなっています

 

 

 

詳しくはこちら⇩

 

 

 

イスラム教のクルアーン(コーラン)にも

 

預言者のひとりとして登場しますが

 

モーセではなくムーサーと呼ばれています

 

 

 

モーセには姉と兄がいました

 

姉がミリアム

 

ミリアムの弟として、モーセの兄のアロン

 

 

 

ミリアムは、エジプト脱出の時に

 

小太鼓を手に持ち、歌を歌いながら

 

民たちを先導しました

 

 

レビ族だけあって

 

巫女的役割を担っていたと考えられています

 

 

 

 

「ミリアム」という名前は

 

「海の滴」「苦い水」といった意味で

 

海を象徴する名前で

 

 

 

「マリア」という名前の元となっています

 

 

こちらの記事に詳しく書いています

 

 

兄「アロン」の名前については

 

意味が分からなかったのですが

 

 

 

ヘブライ語では「アハローン」で

 

「後の」という意味があるようです

 

 

 

「アアロン」とも呼ばれ

 

アラビア語では「ハールーン」

 

英語では「エーロン」だそうです

 

 

エジプトにいる時から

 

モーセと一緒に奇跡を起こしたり

 

 

 

カナンへの旅の途中でも

 

責任者っぽい立場にいますが

 

 

 

神さまの怒りに触れたりもして

 

カナンへ行き着くことなく

 

途中で亡くなり

 

 

 

代わりに、という感じで

 

アロンの息子エルアザル

 

アロンの衣を着て、引き継ぎます

 

 

 

「エルアザル」は「主は助ける」の意味

 

「エル」は「神」ですね

 

 

 

アロンの子で、エルアザルの兄弟

 

ナダブ(「神は寛容である」)と

 

アビフは神の意思に背き滅ぼされましたが

 

 

 

エルアザルはレビ人の長になり

 

アロンの死後、大祭司の職を継ぎ

 

 

 

カナン入国後も、ヨシュアとともに

 

民の指導にあたったそうです

 

 

 

ちなみに、エルアザルの母親

 

つまりアロンの妻は

 

 

 

ユダ族のアミナダブの娘エリシェバ

 

ダビデ王の先祖にあたります

 

 

システィーナ礼拝堂に描かれたアミナダブ

 

 

 

 

のちにモーセも結婚したのですが

 

系図はモーセではなく

 

 

アロンの息子エルアザルから

 

「エズラ記」のエズラへとつながります

 

 

 

 

次は、ヤコブと、妻レアとの子

 

ヨセフとベニヤミンから

 

 

イスラエル王国の王へと

 

続いていく血筋について、かな

 

 

 

ややこしくなってきました汗