久しぶりに、元同僚とランチ会をした。
ランチ会の約束をした時から、
お昼の薬はいつ飲もう?
ちゃんと歩けるかな?
まっすぐ座っていられるかな?
などと、楽しもうと考えるよりも、
心配ばかりしていた。
ところが、ランチ会の時間は、
病気になる前のように元気だった。
雲が晴れたように、すっきりしていた。
こんな感覚、久しぶりだった。
楽しい時間はあっという間に過ぎた。
思い当たる理由として、
1つ目は、食事。
食べたものが身体に良かった?
小鉢に少しずついろいろ盛られた、
和風のランチ。
女子が好きなタイプ。
栄養のバランスは最高だ。
2つ目は、話に夢中になったこと?
人目を気にすることなく、
のびのびと過ごせたし、
ストレス発散ができた。
3つ目は、心の底から笑って、
楽しかったこと?
幸福ホルモンの『セロトニン』が、
分泌されたのかも・・・。
食事をしっかり摂ることはもちろんだが、
何かに夢中になることや笑うことに、
パーキンソン病とうまく付き合っていく
ヒントがありそうだ。
いつもは出かけたついでに、
立ち寄りたい店があっても、
諦めて帰ることが多いが、
今回は欲しかったものを手にして、
上機嫌だった。
今日のわたしの空は、曇りのち晴れ。