難病にかかったわたしは不幸なのか?

 

以前のブログで

「パーキンソン症候群の可能性が高い。」と

主治医の先生から聞いたとき、

わたしは、悔しかったと書いたが、

それと同時に『可能性が高いだけでしょ。まだ確定じゃない。』

と、事の重大さに気づいていなかった。

これから自分と付き合っていく、

パーキンソン症候群・パーキンソン病という病気を

よく理解していなかった。ガーン

 

症状が進行する・薬による対症療法・完治しない

これらの言葉を目にする度、そうなんだと実感していった。

実感していくと同時に、喪失感や焦燥感にかられた。

 

難病にかかってしまった。どうしよう。ずっと治療しなくちゃならない。

こう考えると、不幸だ。

 

しかし、難病にかかって見えてきたことがある。

 

某有名テーマパークに行ったとき、

広い園内を歩けないわたしは、

車いすを借りて移動した。

(まだ、マイ車いすは持っていないので)

立位保持ができない時点で、

もうこれからは、遠出はできないと考えていたので、

テーマパークで過ごせたことは、とてもうれしいことだった。

家族が車いすを後ろから押してくれた。

涙が出そうになった。・・・いや、出た・・・。ショボーン

 

それぞれのアトラクションやショップやカフェでは、

クルーが声をかけてくれ、

車いすユーザーが、不便な思いをしないように

サポートしてくれた。

涙が出そうになった。・・・いや、出た・・・。あせる

 

難病のわたしは、すっかり病気のことを忘れ、

一日を楽しく過ごすことができた。爆  笑爆  笑爆  笑

 

人の優しさに触れ、ラブラブラブラブラブラブラブラブ

ほっこりと幸せを感じながら、

帰路についた。車

車の中で一番爆睡していたのは、ぐぅぐぅ

楽をしていたこのわたしである。ニコニコ

 

空いっぱいに広がる暗雲の隙間から、

一筋の光が差し込んだような日であった。