キッチンの隅に、使った後きれいに洗って乾かしたままのトマト缶が置いてあったんですが、なぜか回収に出すのが億劫で割と長い間そのままでした。
なんででしょう、マンションの24時間ごみ置場はいつでもすぐ行けるし、ペットボトルや紙パックその他のリサイクル品はすごいこまめに出しに行くので一緒にちょっと持って行くだけでいいのに。
しかも地味に目の端に入るし、ほんのささやかながら場所も取るからなんかちょっと圧迫するし。ここまで「ある」というだけで気になるのに、なぜか行動に移せない…が!!
先日、ついに「今日は捨てよっと」と、それだけ持って回収に出せたのでした。しかも、決めた瞬間になんのためらいもなく簡単に出せました。そしてただ入口付近の回収BOXにそっと入れるだけであっという間に終わり、キッチンもスッキリ気分も良し。
何が言いたいのかもうおわかりかと思うのですが、これって感情に似てますね。決めるまではなぜかその感情だけ(他のテーマのは手放せるのに)隅に追いやって見ないようにして、でも「ある」からなんか気になっていつまでも手放さない自分をちょっと責めたりして。
かと思ったらいざしっかり視界に入れて掴むと拍子抜けするくらい簡単に手放せてしまったりして。やっぱり、解放はその感情を直視できるようになれば完了なんだなと再確認しました。
そして、なかなか手放せなくてもそれでいいと私は感じます。そのうち順番が来るんですよね。それまでは先に手放せそうな感情からさくさく手放していけば実は繋がっていて一番近道だったりして。