解放をしていく上で、自分の体験から2つの初期段階に訪れる壁のようなものを確認できたのでまとめてみました。あくまでこれは私、まりひとりの感じたことですので、参考程度にお読みください。


①セドナメソッド自体をはじめたばかりの時


壁→生まれて初めて自分の感情に意識を向け、解放に取り組んでみると、あまりにもたくさんの感情があることに圧倒され手放しても手放しても追いつかず途方もない気持ちになりくじけそうになる。


解決→自分が生きてきた何十年という間、おびただしい数の感情をずっとずっと自分ひとりの心の中に抑え込んできたわけです。解放自体やりはじめたばかりの状態で、一気に何十年分の感情を手放せるわけがありません(できる!と100%信じ切れる超羨ましい人は別)。
ずっと溜め込み持ち歩いてきた感情から自由になり軽くラクになるんだと決意していた私は、上記のことを受け入れ手放しても手放しても出てくる感情に圧倒されつつも地道に解放し続けました。そしてある時ついに臨界点を超え、突発的に湧く以外の感情は心の中に見つけられなくなり、静かで穏やかになったのです。


②新しく取り組む感情を手放す時


壁→新たに見つけた感情を手放しはじめる初期の頃、一時的にそれに伴う現実が悪化したかのように感じてくじけそうになる。例えば「やせたい」欲求を手放したら一時的に体重が増えるとか、「他人に愛されたい」欲求を手放したら一時的に他人から愛されていないような態度をとられたりとか。


解決→意識を向けるとその現実が拡大する、とはよく言われているし私も実感しています。感謝を常に感じていると感謝したいことが現実に増えることなどの逆バージョンですね。見つけたばかりの感情を手放しはじめる初期は、その感情が現実に具現化させるほどしっかり自分の中に存在している状態なので、解放しようと意識を向けると最初だけはいらない現実が迫ってくることが何度もありました。
こちらも上記は仕方ないこと、解放を続けていけば必ずいつかはラクになり、臨界点が訪れると受け入れて、なかば諦めて(笑)手放すことを続けていくと、「あの時やめなくて本当によかった!」と思える想像以上に改善された現実が待っていました。


この2つの自分の中での法則性に気づいてからは、私の場合はそういうものなんだと理解できてホッとラクになったのでした。やっぱり大切なのは実践と、怖れながらでも何度も経験してみることだと体感しました。