カンカン照りの太陽の下、カメラを持って会社の庭へ自由研究の旅に出た。




まずは草むらで変なものを発見!




太陽にかざしてみると誰かのであることがわかった。それにしても小さな毛虫(だと思う)がこんなに素晴らしいものを作るとはなかなかやるね。




そして会社の白壁をせっせと登るアオムシたちを見つけた。




ヒスイ細工のようにキレイなアオムシだけど、この時期に壁を登ってゆくアオムシたちの体の中では大変なことが起こっている。



資料画像

実はこの時期に壁を登るアオムシたちは、全てアオムシサムライコマユバチというやたらと長い名前の寄生蜂の幼虫を体内に抱え込んでいるのだ。詳しい経過は省くけど、まだアオムシが小さい頃に体に産み付けられたコマユバチの卵は、母体となるアオムシと一緒にその体内で成長し、(この先、ちょっとグロいです)




程よく成長したところでアオムシの体を食い破って、ドバって感じで体外に出てくるのだ。しかも寄生している最中も母体のアオムシの神経系をコントロールして、自分たちが外に出たくなったらアオムシに壁を登らせるという荒業をこなすというのだからぞっとする。




おまけに体を食い破られたアオムシは、その寄生蜂の小さな金色の繭を守るようにその場にとどまるというのだから恐れ入る。(ちなみにアオムシの大半はこの寄生蜂にヤラレてます)




宇宙飛行士の胸を食い破って飛び出してきて、我々の度肝を抜いたエイリアンの発想も意外とこの辺にあるのかもしれない。




黙々と壁を登ってゆくアオムシに張り付いて、小さなサムライたちが飛び出してくる瞬間を見ようとねばってみたが、あまりの暑さに熱射病になりそうだったので、自由研究の場所を木陰の睡蓮鉢に移した。




この小さな睡蓮鉢の中も、実は生き物でいっぱいだ。




睡蓮の葉の上の水たまりにはミジンコがたくさんいた。




「鉢の底のほうに、なんかおる・・・」と思って目を凝らしていたら、




ヤゴが泳ぎながら浮き上がってきた。トンボになるまで何年かかるのか知らないけど、このエサ(ミジンコ)が豊富な睡蓮鉢にお母さんトンボが卵を産み落としていったんだな。
ファインダーを覗いている間、背後で水がぴちゃぴちゃと音を立てているのでカメラを下ろして振り返ってみると、





スミレがうまそうに手水鉢の水を飲んでいた。




スミレさん、どちらへお出かけですか?




自由研究の後は週末の来客のためにカフェスペースを設営。(お客さんが帰った後はオレのくつろぎスペースになる)
蝦夷地にもいよいよ、本格的な夏が来るのかな。