2012年8月15日に開催されたUbisoftのプレスカンファレンスにおいて,ブランドマネージャーのErwen Le Breton氏がMight & Magic Heroes Onlineほか2作を立て続けに発表  Ubisoftは,現在同社が推進している“Free to Play”(以下,F2P)ゲームの開発戦略の一環として,人気ストラテジーRPGをベースにした三つのゲーム,「」「」,そして「」を一挙に制作発表した。  南カリフォルニアを拠点にしたNew World Computingの「Might & Magic」といえば,1986年にApple IIやIBM PC,さらにはファミコンやMSX,PCエンジンなどにも移植された一人称型のロールプレイングゲームだ。1995年からシリーズ化された,ターン制ストラテジーとRPGのハイブリッド型ゲームとなった「Heroes of Might and Magic」も,本編に負けず劣らず大きな人気を博した,いずれも古参のゲーマー達には忘れがたき名作である。  2005年に版権がUbisoftに移行してからは,異なる開発元からいくつかの新作がリリースされているが,今回発表されたMight & Magic Heroes Onlineは,ドイツのBlue Byte Softwareが手掛けており,Flash 11を利用したWebブラウザベースのオンラインゲームとなる。  開発はかなり進んでおり,この夏中にもβテストが開始され,年内の正式ローンチが予定されているという。当初は英語およびドイツ語でのサービスインとなり,その後に多言語へとローカライズされることになるだろう。  少しややこしいが,すでにMMORPGとしてローンチされている「」(2012年夏サービス終了)とは異なるゲームである。  また,「Might & Magic Raiders」はUbisoft Shanghaiで開発が進められているMOBA(Mutiplayer Online Battle Arena)ゲームであり,「League of Legends」や「Defense of the Ancients」のようなゲームプレイをMight & Magicの世界に当てはめたゲームとなる。こちらは2013年にローンチ予定である。  さらに,カードバトルを楽しむ「Might & Magic Duels of Champions」は,カナダを拠点とするUbisoft Quebecの作品で,FF11 RMT,PCとタブレット機でのクロスプラットフォームを実現するという。  どれもF2P型のオンラインゲームであり,現在公式サイトでクローズドβテスターの受付が行われているので,気になる人はサインアップしておくとよいだろう。  「The Settlers Online」の成功もあってか,Ubisoftは,今回のGamescom 2012では「」()や「」()などWebブラウザベースのF2Pゲームを次々と発表しており,このM&M系3作を含めると,5作ものF2Pゲームの制作発表を行ったことになる。  同社はF2Pオンラインゲームへの展開に非常に積極的だが,内部事情に詳しい人物によると,なんと,ドラゴンクエスト10 RMT,現在さらに10作以上ものF2P型オンラインゲームに関するプロジェクトを抱えているという。その動向が気になるところである。
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