。 むしろ「生き返らないというリスク」の存在が,詰め将棋のように,一手一手を詰める面白みを生み出しているともいえる。相手の動きをスマートに吟味できるシステム,言い換えれば,「一回攻撃されたら死ぬ!」といったギリギリの綱渡り感を演出してくれるシステム(とバランス)が,適度な緊張感と,それをくぐり抜ける達成感を生み出しているのである。シビアさと快適さの両立こそ,FEシリーズの面白さを支えている本伽我护膜坤趣い盲皮膺^言ではないだろう。 敵の一手を正確に把握できるからこそ,勝利も敗北も「必然の結果」となる。これが,敵に倒されてしまったときに「納得できるかどうか」の境目になるわけだ。もちろん,命中率やクリティカルというランダム要素もあるにはあるが,明確なリスクとして認知できるところが,やはり大事な部分なのである。 ■前作のプレイヤーなら絶対買い ■ただ初めてのプレイヤーには…… 「ファイアーエムブレム 封印の剣」から採用されたチュートリアルモードもしっかりと完備。根強いファンに支えられる本シリーズだが,初心者へのフォローもしっかりしている 結論を言うと,本作は,ドラクエ10 RMT,前作までのFEシリーズをプレイしたことのあるファンには,迷わずお勧めできる作品だ。 ゲームシステムにほとんど隙は見つからず,正統進化を続けるFEシリーズを,文字通り安心して楽しめる最新作だといえる。蒼炎の軌跡から続く壮大なシナリオは,さらにスケールを増し,プレイヤーをぐいぐいと引き込んでくれる魅力に溢れている。前作のキャラクターの登場と活躍は,ドラゴンクエスト10 RMT,前作を知るものならば,思わずニヤリとしてしまう場面も少なくない。 ただ逆に言えば,前作をプレイしていない人にとっては,ストーリー面でやや分かりにくい,説明不足な部分が多いと感じるのも正直なところ。ゲーム中に人物相関図や用語集が用意されるなど,システム的に人間関係や歴史的背景を知るためのサポートがあるにはあるのだが,あらすじの説明が本編内のセリフでほとんどされない以上,ご新規さんお断り的な雰囲気を感じてしまうのだ。 ただこの点に関しては,ゲームが「悪い」というよりは,むしろ「もったいない」という表現が正しいだろう。先ほども述べたように,ゲームそれ自体にはなんの不満もなく,それどころかクオリティの高い素晴らしい作品であるからだ。 素晴らしい作品であるからこそ,前作をプレイしていないと(少なくともストーリー面に関しては)面白さが半減してしまうというのが,非常に「もったいない」のである
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