2011年5月5日,プロレス?格闘技の“聖地”後楽園ホールで「ブシロードレスリング」が開催され,超満員となる1351人の観客を集めた。 この大会は,「ヴァイスシュヴァルツ」や「カードファイト!!ヴァンガード」といったカードゲーム,さらにはアニメやゲームなどでマルチな展開を見せる「探偵オペラ ミルキィホームズ」といったコンテンツを有するブシロードを中心とした,ブシロードレスリング実行委員会の主催。そこに,オゾンネットワーク,プロレス団体ZERO1を運営するファースト?オン?ステージも協力者として名を連ねていた。 ちなみに,大会の模様はニコニコ生放送で生中継された。つまり,ゲーム,プロレス,そしてネットに関わる大人達が,子供の日にガッチリと手を組んで実現させたのが,ブシロードレスリングというわけだ。 大会の冒頭には,ブシロードの木谷高明代表取締役がリングイン。「皆さん,今日はご来場まことにありがとうございます。僕は小さい頃,プロレスが大好きでした。でもレスラーになりたいと思ったことは一度もないし,興行をしようと思ったことも一度もありません。……ですが,なぜか興行をやることになってしまいました。まこと,人の運命というのは分からないものでございます。僕は,自分の面白いと思うことをやり続けているだけです。今日は僕自身が,心から楽しみたいと思いますので会場にいるお客さんも楽しんでください」と挨拶。 さらに「PRIDE」などでも選手コールを行っていたレニー?ハートさん(ナァガァシィマァァァーーーーー! ジエン?オツーーーー! ……というようなハイテンションかつ巻き舌で有名)のコールにより,全選手が入場。選手達が歓声に答えたのち,いきなりの男色ディーノ劇場といってもいい内容の第1試合がスタートしたのだった。 第1試合 入場式には登場しなかったディーノ選手だったが,入場曲「スリル」に合わせてステージに立つや否や,客席を狂気の目でぐるりと見渡す。自身が所属するDDTプロレスとは,ちょっと違う客層に興奮したのか,次から次へと男性客に襲いかかっていく。 さらにセコンドを務めていた故?橋本真也氏の愛息である橋本大地選手を発見すると一気に襲撃! 憧れだったはずのレスラーの息子という,このうえない獲物をその毒牙にかけることにも成功した。 しかし会場の空気は,暴れ回るゲイレスラーという珍しい存在に対して,意外なほどあたたかい反応