(10日連続ブログ&facebook投稿7日目)
ポジティブ・ディシプリンでは私は先生や専門家という上の存在ではなく、水平線の関係でお互いに学び合うのですが、先生から知識を与えられないなら、何をどうやって学ぶの?と思われるかもしれません。
ポジティブ・ディシプリンのワークショップの学びのほとんどは、ファシリテーターによる質問、そして参加者からのアウトプットによってなされます。
ファシリーテーターが何か問いかけをして、参加者のみなさんがそれぞれ思うこと、感じたことをシェアしていただくのです。
誰かの意見を聞くと、「あ、それに関してなら私も言いたいことがある!」と初めの質問では出なかった学びが引き出されることも多々あります。
*諸説ありますが、Education(教育)という言葉はもともと「引き出す」という意味があるそうです。
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ということで、私が開催するワークショップでも、毎回色々と質問をします。
私は一応、意図があって質問をするのですが、私はワークショップ開始前に「あっている、間違っているということは気にしないでください」とお伝えするようにしています。
なぜか?ということですが、
講座やワークショップで、先生やファシリテーターから質問され、
「なんていうのが正解なんだろう」「どういうことを言って欲しいんだろう」と思ったことがある人はいませんか?
それで、しばらくたっても誰も答えないから、
先生がなんとなくかわいそうになって、
自信はないけど勇気を出して手をあげて、回答したら
「違う」
と先生に一蹴され、
思いっきり勇気を挫かれた経験のある人はいませんか?
私はよくこのパターンにぶつかりましたが
私は、ワークショップで参加者が何か発言をしてくれることは、ファシリテーターとしても、他の参加者にとっても、全てありがたいことだと思っています。
どんな内容であれ、それが必ず学びにつながると私は思っているし、
(「あれ、今なんて言いました?」というような発言でも、その人だけでなく、他の参加者にも聞こえていなかった可能性もあるし)
それに上記のように、私は発言するのにも勇気がいることを経験から知っているからです。
だから、あっているのか間違っているのか、ということにとらえわて勇気が挫れる雰囲気ではなく、
参加者みんなが居場所を感じられる雰囲気を醸し出すワークショップのために全力を注いでおります!
そういう雰囲気なら、勇気を出してワークショップに参加してみようかなぁ、という方、全力でお待ちしてます
2/10/2022 - 3/17/2022 毎週木曜日 8PM-10PM (全6回) EST
必要な人に届きますように
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ポジティブ・ディシプリンツール
:質問する
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ジェーンネルセン博士開発のアドラー式子育てプログラム
30年以上の歴史のあるポジティブ・ディシプリンのワークショップは、アメリカを初め、世界中のエデュケーターによって日々行われています。
ポジティブ・ディシプリンはただ、参加者に知識を与えるだけの講座ではありません。それぞれの参加者から引き出された知識や経験をもとに、経験的に、心の繋がり、お互いへの尊敬、配慮によって、子供から”今”協力を得られる、また長期的に子供の健康的な自立を促すしつけを学びます。
1/27/2022 または2/3/2022 木曜 8pm-9pm EST
2/10/2022 - 3/17/2022 毎週木曜日 8PM-10PM (全6回) EST
◇今月の単発ワークショップ (6週間修了者向け、でもどなたでもご参加いただけます)
1/13/2022 木曜 8pm-8:45pm EST
*ポジティブ・ディシプリンの原著を読むブッククラブ参加希望者も募集中
投稿者について
平林明葉(ひらばやし あけは)です。ポジティブ・ディシプリンのペアレントエデュケーター、2児の母です。
ポジティブ・ディシプリンは単なるしつけ教室ではなく、たくさんの人の人生を変えることのできるプログラムだと私は信じています。子育てを始めると、自分が子供のころ、どんなふうに育てられたかとか、こんな風に大人に対応されたとか、自分の内面と深く向き合う機会が多くなると感じる方は、私以外にもいるのではないでしょうか。ポジティブ・ディシプリンでご紹介するツールは「このツールを使えば、どんな時でも子供がいうことを効く!全てがスムーズにすすむ!」というものではなく、自分の内面、そして子供と向き合いながら、子供と一緒に親が成長するきっかけとなるものだと思います。私自身、ポジティブ・ディシプリンを学び始めてから子育てのみならず、夫、友人など、他人とのコミュニケーションが随分と楽になりました。
ポジティブ・ディシプリンを実践しても、決して完璧な親になるわけでも、完璧な人になるわけでもありません。実はそれがミソ!人間は生きている限り、必ず失敗するもの。だから、失敗を避けて生きることを子供たちに教えるのではなく、失敗から学ぶことを教えるのです。ワークショップを通して、誰かの幸せに貢献できたらいいなと願っています。
https://sites.google.com/akehah.com/parenting/Japanese
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大人も子供も、ふかんぺきな自分をそのまま受け入れて、本領発揮できる世界になってほしい。
ワークショップを通して、誰かの幸せに貢献できたらいいなと願っています。
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