(10日連続ブログ&facebook投稿4日目)
bear gryllsのrunning wildというテレビ番組で、
あるゲストが「全ての問題は自分が誰かより上か、誰かより下だと思った時に起こる」という場面がありました。
確かにそうだ、いい事言うな〜と思って心に書き留めました。
ポジティブ・ディシプリンでは子供は大人を尊敬し、大人も子供を尊敬するという、相互尊敬という概念があります。大人が上、子供が下、という関係ではなく、大人も子供も横並び、という水平線の関係を目指します。
なぜ水平線の関係がいいのかということですが、自分の子供のころに周りの大人にされてよかった対応、嫌だった対応などをちょっと考えてみるといいかもしれません。
例えば
ご飯を食べている途中に味噌汁をこぼしてしまった小学生のあなたに親が、
「あなたはいっつも不注意なんだから。」
「前向いて食べないからそんなことになるのよ。」
「一生懸命作ったのにほんと腹が立つ。」
と言ったとします。
こう言われて、小学生のあなたは何を学ぶと思いますか。
「本当に私は愛されてるなぁ。」
「私はここにいていいんだなぁ。」
「私は1人で生きていく力があるんだ。」
もしくは
「私って本当にダメだな」
「私はいつも迷惑かけてばかりの重荷だ」
「私はここにいてはいけないのかもしれない」
答えは人それぞれだと思いますが、私は、後者を学ぶのではないかと私は思います。
さて、もしあなたが小学生の子供ではなく、親と同い年の友人だったらどうでしょう。どんな言葉がかけられると思いますか。
「あ、大丈夫?火傷しなかった?」
「やっちゃったねー、タオルあそこにあるからとって来てくれる?」
「気にしないで、テーブルクロスも洗えるし。」
こんな感じのことを言うのでははいでしょうか。
えらい違いですよね。
日本の文化には上下の他にウチソトの関係もあるので、必ずしも上下の関係だけが問題ではないかもしれませんが、私がお伝えしたいのは、
大人が子供にこういうことを言ってもいいのだ、と言うことです。
「あ、大丈夫?火傷しなかった?」
「やっちゃったねー、タオルとって来てくれる?」
「気にしないで、テーブルクロスも洗えるし。」
小学生のあなたがこう言われたら、何を学ぶでしょうか。
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ポジティブ・ディシプリンのワークショップでは、子供の世界に入り込んで育児やしつけのツールを学んでいきます。
「体験的」に学んでいただくことが目的なので、私が先生や専門家としてみなさんに知識を押し付けるのではなく、みなさんが体験を通して学び、それを参加者同士でシェアして更なる学びにつなげます。
体験会参加者も大募集中ですので、興味のある方は▼以下▼をみてみてくださいね。
必要な方に、この情報が届きますように
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ポジティブ・ディシプリン
:相互尊敬
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ジェーンネルセン博士開発のアドラー式子育てプログラム
30年以上の歴史のあるポジティブ・ディシプリンのワークショップは、アメリカを初め、世界中のエデュケーターによって日々行われています。
ポジティブ・ディシプリンはただ、参加者に知識を与えるだけの講座ではありません。それぞれの参加者から引き出された知識や経験をもとに、経験的に、心の繋がり、お互いへの尊敬、配慮によって、子供から”今”協力を得られる、また長期的に子供の健康的な自立を促すしつけを学びます。
1/27/2022 または2/3/2022 木曜 8pm-8:45pm EST
2/10/2022 - 3/17/2022 毎週木曜日 8PM-10PM (全6回) EST
◇今月の単発ワークショップ (6週間修了者向け、でもどなたでもご参加いただけます)
1/13/2022 木曜 8pm-8:45pm EST
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投稿者について
平林明葉(ひらばやし あけは)です。ポジティブ・ディシプリンのペアレントエデュケーター、2児の母です。
ポジティブ・ディシプリンは単なるしつけ教室ではなく、たくさんの人の人生を変えることのできるプログラムだと私は信じています。子育てを始めると、自分が子供のころ、どんなふうに育てられたかとか、こんな風に大人に対応されたとか、自分の内面と深く向き合う機会が多くなると感じる方は、私以外にもいるのではないでしょうか。ポジティブ・ディシプリンでご紹介するツールは「このツールを使えば、どんな時でも子供がいうことを効く!全てがスムーズにすすむ!」というものではなく、自分の内面、そして子供と向き合いながら、子供と一緒に親が成長するきっかけとなるものだと思います。私自身、ポジティブ・ディシプリンを学び始めてから子育てのみならず、夫、友人など、他人とのコミュニケーションが随分と楽になりました。
ポジティブ・ディシプリンを実践しても、決して完璧な親になるわけでも、完璧な人になるわけでもありません。実はそれがミソ!人間は生きている限り、必ず失敗するもの。だから、失敗を避けて生きることを子供たちに教えるのではなく、失敗から学ぶことを教えるのです。ワークショップを通して、誰かの幸せに貢献できたらいいなと願っています。
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大人も子供も、ふかんぺきな自分をそのまま受け入れて、本領発揮できる世界になってほしい。
ワークショップを通して、誰かの幸せに貢献できたらいいなと願っています。
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