NHK少年ドラマシリーズ作品No.80全16回

古きよき大正ロマンの時代に少年期を過ごした詩人サトウ・ハチロー先生の
型破りな青春を描いたドラマ。

1977年(昭和52年)5月30日~6月23日までの月曜~木曜、夕方
6時20分~39分30秒放送。

主な出演者
主役・八郎役 長谷川淳一さん、八郎の父・回天役 加藤武さん
八郎の母・志津役 日色ともゑさん、国漢の教師役 秋元羊介さん

あらすじ
八郎は母親が買ってくれたミットを左手に、野球三昧の日々を送っていたが
作家の父親に愛人がいることが発覚し、父が家を出るのに従わされて、母と
別れなければならなくなった。
その後、母の家に足を運ぶ八郎に父親からは容赦のない叱責が飛ぶ日々が続
いた。そんな中、八郎は不良少年・サブと付き合うようになったが、サブが
傷害事件を起こし、八郎もその責任を取らされ、八丈島に渡り反省の日々を
送ることになった。
島の美しさにはしゃぐ八郎だったが、島の少年は島での労働環境の厳しさを
教える。やがて島で知り合った詩の好きな少女に字を教えるうち、八郎の心
の中にも詩の卵が少しずつ育まれていった・・・