本稿は DQ(10を除く)&FF(14は除く)は本当にRPGなのか? といった疑問を持てたユーザーの方々宛に稿します。
※本日のお題:ディヴィニティー オリジナルシン エンハンストエディション
Game Soft (PlayStation 4)/ディヴィニティ: オリジナル シン エンハンスド エディション
【HMV扱い】¥7290
・・・現状で本当のRPGと認められる最新作です。
元々は海外産PCゲームですが、PC版では、公式の日本語版が存在せず、
有志による非公式日本語化パッチが細々と更新&配信されている状態です。
PS4のみでしか日本語版が発売されてないのが大変に悔しいですが、
逆に言えばこのソフト専用機としてPS4の購入を検討するのもアリかもしれません。
それぐらいの価値のある「本来のRPG」です。
ゲームの詳細は前出の記事と、youtubeでのゲーム実況配信等をご参照頂くのがベストだと思います。
本稿では、本来のRPGとはどんなモノかをサワリだけですが解説したいと思います。
※概論
そもそもRPGとはロールプレイングゲームの略号であり、
「主人公がユーザー本人がそのゲームの世界に転生して、ソコでの生活や冒険、謎解きを楽しむゲーム」です。
当初はPCでも家庭用ゲーム機もない時代に、複数人でテーブルを囲んで遊ぶ「会話主体のボードゲーム」=テーブルトークRPG(TRPG)とカテゴライズされてました。
RPGのRPとは「ロールプレイ=役割を演じる」の略ですので、
ユーザー本人以外の主人公キャラクターがそのゲームに居る時点でおかしいんです。
ですので、ゲーム開始時にユーザーがその世界に転生した姿を制作する「キャラクターメイキング」は、
RPGを称するゲームなら必ず搭載していなければならない機能なんですね。
RPGとはこれも含めて楽しむゲームです。
キャラメイクが面倒だと感じる方は、一般ユーザー、業界人を問わず、その時点でRPGを遊ぶのに向かない趣向と性格の方なので、ホンモノのRPGには関わらない方が良いでしょう。
それでもDQ(10を除く)&FF(14は除く)を支持される方々がいるのは解ります。
そんな方々にお願いです。
DQ(10を除く)&FF(14は除く)を遊ぶ際には、「自分は本当のRPGではなく、RPGのような何かを遊んでいる」との意識だけは持っていて下さい。
※厳しいですが。
「キャラクターに、より感情移入してもらいたい」
・・・とある雑誌のとあるゲームの開発者インタビュー記事における締めの言葉ですが、
そんなのどうでもいいですし、本来のRPGを表現する文言として大間違いです。
何しろRPGの主人公はそんなキャラクターでなくて、
ユーザー(プレイヤー)本人なんですから。
※ゲーム情報誌の開発者インタビューで、ゲーム開発者がよく言う台詞に 人物の表情描写が~ とか 映画的手法が~ とかがありますが、これも本来のRPGでは重要視すべき要因ではありません。
・・・RPGにおける人物描写のグラフィックで最重要なのは、
「武器と防具のグラフィックがゲーム内の人物グラフィックに100%反映されているかどうか」
なんです。
・・・海外作品では
「RPGを名乗るなら、実装していて当たり前の仕様である」
と10年以上も前から海外ゲーム開発者間の常識となっており、
もはや特別に意識される仕様ですらありません。
・・・では、日本ではどうでしょうか?
武器&防具の装備グラフィックのゲーム内キャラクターへの100%反映が為されたゲームが日本で出てきたのは、ここ数年の話であって、しかもソレを実装した作品も異常に少ないのが実情です。
無論、DQ(10を除く)&FF(14を除く)では武器グラフィックは反映するものの、防具グラフィックの反映に関しては、いまだに完全&完璧なモノは実装されていません。
ゲーム情報誌でも利害を鑑みてか、そこら辺を掘り下げた記事を書いた雑誌は皆無で、相当な長きに渡り放置されてきました。
それこそ、ユーザーはおろか、現役の日本のゲーム開発者ですら、そこに全く気が付けない人が多数派になる程、また、その点を指摘するRPGユーザーを逆に糾弾する風潮になる程の長期間の放置です。
これは諸々ひどすぎます。
@装備グラフィックの反映を実装したゲーム
>海外作品
ディアブロシリーズ
Game Soft (PlayStation 4)/ディアブロiii リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション
【PS4版:HMV扱い】¥7582
【PS4版:ハピネット扱い】¥8424→PS4 ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション
【PS3版:ハピネット扱い】¥5184→PS3 ディアブロ III リーパー オブ ソウルズ アルティメット イービル エディション
その他海外産のほぼ全てのRPG
>国内作品
ダークソウルシリーズ
Game Soft (PlayStation 4)/ダークソウル 3
【PS4版:HMV扱い】¥7222
Game Soft (PlayStation 4)/ダークソウル 2 スカラー オブ ザ ファースト シン
【PS4版:HMV扱い】¥5365
【PS3版:HMV扱い】¥4442→Game Soft (PlayStation 3)/ダークソウル 2 スカラー オブ ザ ファースト シン
ゼノブレイドシリーズ
XenobladeX (ゼノブレイドクロス)
【Amazon扱い】¥2850
※「オープンワールド」はRPGなら必須かつ当たり前の仕様です。
・・・かつては、ハードウェア技術の制約により、やりたくても出来なかった事項です。
その代替策として、四角いブロックで形成されたMAPを使い、
世界を表現せざるを得なかったんです。
技術が進歩した今、その問題は解消され、あらゆるハードのゲームに実装できるようになったんです。
これも海外作品ではほぼ当たり前になりましたが、日本作品はまだまだ。
多くのユーザーと開発者の意識が大幅且つ深化するよう変化しない限りは、
日本での定着は無理でしょう。
その現状、皆さんは善しと考えてますか?
@オープンワールドを実装したゲーム
>海外作品
エルダースクロール4:オブリビオン
エルダースクロール5:スカイリム
Game Soft (PlayStation 3)/The Elder Scrolls V: Skyrim (ザ エルダースクロールズ V: スカイリム)
【HMV扱い】¥7387
フォールアウト3
フォールアウト4
Fallout 4
【Amazon扱い】¥6772
セイクリッド2
その他RPG、アクションを問わない多数の作品
>国内作品
ゼノブレイドシリーズ
※ストーリーが云々。
も、
「本来のRPGという観点」からすれば、
ストーリーなぞハッキリ言ってどうでもいいんです。
なぜなら、
「異世界におけるストーリーをプレイヤー本人が作る行為そのものを楽しむ事こそが本来のRPGの醍醐味」
だからです。
しかし、それではキリが無くなり、プレイヤーがその世界から現実世界に帰還できなくなるので、
「いつかは終わりがあるストーリー」を付与し、制限と現実世界に戻る契機を設けざるを得ない」 というのが現行RPGにストーリー付与がされている本当の理由です。
そこをはき違えているユーザーとゲーム制作者が日本には増えすぎました。
@メインストーリー消化に重点を置いてない作品
>海外作品
ジャンル問わずほぼ全ての作品。
>国内作品
ゼノブレイドシリーズ
メタルマックスシリーズ
※この「ディヴィニティー:オリジナルシン エンハンストエディション」という作品は、上記全てを見事に高いレベルでクリアし、実装している作品です。
折角、PS4のみでありながらも日本語版が発売されたのですから、
「DQ&FFの「RPGとしての在り方」に疑問を持てた、「一歩進むことが出来たユーザーの方々」」
に是非手にとって頂ければ幸いです。
