報告が遅くなりましたが、
7月3日(日)、
みんなの党横浜市議団主催のタウンミーティングに行ってきました。

場所が本牧地区センターだったこともあり、
中区民向けの内容ではありましたが、
市政がどうなっているのか、直接報告を聞く機会をもてて、よかったと思います。

まずは・・・議員の紹介がありました。

現在、みんなの党所属の横浜市議会議員は14人だそうです。

86議席に対して、14議席。

横浜市議会では、11人以上で『条例提案』が可能になるそうで、
今回の選挙で14議席を獲得したみんなの党では、条例の提案が可能になったそうです。

が、今まで横浜市では、議員が条例の提案をした前例はほとんどなく
『慣例通り』の政治がおこなわれてきたそうです。


禁煙条例を施行した神奈川県ですから、
今度は、
放射性物質含有食材販売禁止条例の横浜市になってみたらいいかも・・・
なんて思ってしまいました。



次に市議会の報告がありました。
主に、敬老パスの話と放射線の話の報告を受けました。

ちょっとびっくりしたのですが、
今って、生活保護受給者と障害者は無料で福祉パスをもらえるようですが、
老人や非課税世帯は、年額を払って購入していたんですね・・・・

私は12年くらいの間シングルマザーをしていましたが、
当時は母子家庭の母は、申請さえすれば無料で公布してもらえました。

通勤定期よりははるかに安いですが、
交通費を苦にして徒歩圏でしか働けないというシングルマザーが増えてしまったら
母子家庭の子育て環境は悪化の一途だろうな・・・と心配してしまいます。

逆に、マイカー族で趣味がゴルフという裕福な高齢者のために
人数分の高齢者定期の財源を確保する必要はないように感じました。

また、中区の生活保護費の多いこと多いこと・・・・
原因は寿町だそうですが、
中区の生活保護に係る予算(151.3億円)は、
他の区の全予算と同程度ですから、やっぱり多すぎでしょう。。。



放射線問題ですが・・・・

現在、横浜市では『水』も『食品』も、放射線量を測定する機器はないそうです。

水道水に関しては、毎日横須賀市に持って行って測定しているそうです。
8月中旬には、横浜市にも測定器が導入される予定だとか・・・・

3月12日に原発が爆発しているというのに、
8月中旬からやっと独自で水質検査ができるようになる予定だなんて・・・後手すぎませんか?


線量率の測定は、
これまで磯子区滝頭の5階(環境科学研究所)で計測してきましたが、

都筑区役所、南部公園緑事務所、環境科学研究所の3地点で、
それぞれ地表50cm、1mを毎日計測することになった
そうです。

これによって、今まで公表されてきた数値の2倍以上の数値が報告されるようになりました。

今までの横浜市では、鳥たちの被曝をみてきた感じですが、
やっと人間の被曝に関心が向いたかな・・・という感じです。


学校給食では、1日1品目を検査していますが、今のところ不検出です。

これについては、お母さんたちが心配している小松菜やキノコ類を避けて検査していますから
ま、当然という感じです。


市内産の一般食材については、今後検査を予定しているようですが、
具体的な報告はありませんでした。



○福島県産の汚染牛が、横浜市の学校給食として既に消費されている事実

○福島事故後の弁当持参児童の対する教職員からのいじめがネットで報告されていること

○福島原発から飛んできていると言われているホットパーティクルは、
 プルトニウムを含む大腸菌程度の大きさのチリで、線量計には感知されないこと

○保育園では土壌の調査が行われたようだが、幼稚園では行われていないこと

これらの事項について、発言してみました。


続いて、

●給食の安全を確保してもらわない限り、子どもを安心して学校に通わせることができない

●弁当持参を校長判断としているので学校により決定が変わったり、
 教職員から子どもへの圧力がかかったりするので、
 校長判断ではなく、教育長からの決定事項としていただきたい

●弁当持参児に対する学校内での差別や区別をなくしてほしい

●この放射能汚染の状況下で、
 子どもたち全員が健康な大人として育っていかれるような学校環境にしてほしい

というお願いをしてきました。



でも、
本当に、本気で、子どもたちの健康を考えるならば・・・・・
 
学校、幼稚園、保育園は、全部の窓を閉め切って、
常に陽圧換気になるような給気システムとエアコンを導入すべきだし
 
学校給食は、全て不検出の食材で提供すべきです。



呼気と飲食の内部被曝だけを充分に気をつければ、
横浜での被曝量はだいぶ抑えられるはずだと、考えています。


そうそう、
学校、幼稚園保育園で、マスクをしている子どもに「どうしてマスクをしているの?」って聞くのを
止めてほしいです!!
っていうのを忘れてしまった。。。。。


「ホットパーティクルを吸い込まないためだよ!」って、言いたいけれど

みんなの党横浜市議会議員団の報告では、
危機意識を持っているお母さん2%、
気にしていないお母さん98%
だそうですから

気にしていないお母さんたちに説明するのは難しいことです。

『放射能安全論者』は、危険に対して聞く耳を持っていないし、
放射性物質の害を気にする人を『恐怖のあまり精神が病んでしまった人』だと思っている節があります。。。


我が子に対して、一生懸命今の現状を説明して、
「だからマスクと長袖が必要だ」と理解してもらっても、

気にしていないお母さんからの「どうしてマスクをしているの?」の一言で
子どもたちの決心は一瞬にして揺らいでしまうのです。

「恥ずかしいからマスクできない・・・」
「○○ちゃんのママに言われるから長袖着ない・・・・」

理解をして、覚悟を決めた子どもたちが、
自らの意思でマスクや長袖をやめるということは、
「今恥ずかしいことよりも死ぬことを選ぶことにした・・・」という決死の決断なんです。

こんな小さな子どもたちに、こんな脅迫って・・・・・と
心ないお母さんたちの心ない発言に心を痛めることが多い今日この頃です。。。 しょぼん