賃貸住宅の経営をしている方の中には、
相続対策のため、
おじいさんやおばあさんの名義で物件を所有している・・・
という例
は、少なくないかと思います。

火災保険の契約者と、建物の登記上の所有者は同じですか?


私の実家の場合・・・

賃貸住宅の登記上の所有者は、私の祖母です。
で、実際の経営者は私の両親です。


で、
賃貸住宅の建物のローンを組んでいるのは祖母ですが、
実際に支払いをしているのは両親です。

祖母は両親の扶養家族なのです。


で、
今回の入居者さんの水漏れフローリング腐食事故
何も考えもせずに、入居者さんがかわいそうだからと
全額家主負担で修理をしようとする両親に対し

私が、「賃貸の入居者の火災保険は使えないの?」と聞いたので、
保険会社に問い合わせて
日本損害保険鑑定人協会 の鑑定士さんがやってきました。

そこで、今まで考えてもみなかったことがわかりましたショック!


家主側で加入している火災保険の加入者は、
私の父だった
んです。
保険料を支払うのが父なので、契約者は父だったんですが

この場合、
もし、火災や事故にあった場合、
物件の所有者は祖母なので、保険金はおりない
ことになります。




保険屋さんに言われるままに
提案された保険に、提案された条件で加入してきたわけですが
今思えば
無意味なお金を捨ててきた
ことになります。

事故にあって、初めて気づきましたガーンガーンガーン


こんな状況ですが、
保険の代理店さんは、この事故を機に
今まで以上に保険をかけるようにと営業にやってきますショック!


保険の代理店さんは、保険の契約だけにやってくるので
我が家の相続対策のことなんて興味もないですし

韓流ドラマと氷川きよしにドップリはまっている
寝たきり寸前のおばあちゃんが、物件の所有者だなんて
知る由もないわけです。


今回の水漏れフリーリング腐食事故で、
損害保険鑑定人協会の鑑定士さんがこなかったら・・・

私の両親は、
あやうく、倍額の無意味な火災保険に加入しなおすところでした叫び




今回、気づいたことがもう一点!!

普通の人って(私自身は普通じゃないと思ってます)
もしものときのために、
やたらと保険を掛けたがるみたいですが

もしものときに、
まったく保険を使おうとしない
みたいですね・・・・


保険をつかってはいけないんじゃないか・・・

とか

こんなことで保険が使えるわけがないだろう・・・・

とか

もしくは
保険なんて考えもしなかった。。。。

ってことになるみたいです。


または
自動車保険のように、

こんなことで保険を使ってしまったら、保険料が倍額になるかもしれないから・・・

なんてことも考えるみたいですね。。。
(賃貸の入居者の火災保険は、掛け捨てなのに・・・・ショック!



自慢じゃないですが(自慢かな!?)、
私の場合、かけた損保は、支払った分以上もらってますよ。。。チョキ

娘の高校時代にかけた学生保険の場合だと・・・

・お弁当の時間にはしゃぎすぎて、友達の携帯電話にお茶をこぼし水没させた
 お友達の携帯購入電話代金を保険で充当

・修学旅行に行く際に祖母のデジカメを借りていったら、道路に落として起動しなくなった
 祖母のデジカメ代金(減価償却した残りの額)を祖母に渡して、新しいデジカメを買ってもらった

・カフェでお友達とトーク中に、カフェラテを友達の携帯電話にこぼして水没させた
 お友達の携帯電話購入代金を保険で充当

3年分の掛け金分以上、使ってると思いますあせる



賃貸経営をされているみなさんへ、

物件の所有者と、火災保険の加入者の名義は同じですか?

現在加入中の保険は、どんなことを補償してくれるものですか?

水回り(排水関連)に関しては、入居者の過失が明らかでない場合は、家主負担になります。
水回りの事故の補償がついていますか?

確認してみてくださいパー

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