ガンダムAGE 第39話

「新世界の扉」



感想です。


ダークハウンド vs レギルス

キオのAGE-3を守るためにレギルス相手に立ち向かっていくアセムパパのダークハウンド!

一連の戦闘を見る限り、かなり拮抗した戦いをしている感がありました。

ただ、同時にダークハウンドの弱点みたいなのも…

やはり射撃武器の威力が弱過ぎるのか、イマイチ決定力に欠けるようです。

小口径の連射系火器による牽制と、フック付きワイヤーというトリッキーな装備でアドバンテージは取りやすい様子ですが、トドメの一撃に使えるのが実質ビームサーベルだけって印象。

圧倒的に決定打が足りない。

これは、後のピザ仮面のゲンガーと戦った時にも強く感じました。

対するヴェイガンダムことレギルス。

今回はコイツの無双回かと思ってたんですが、思ったほど無双しなかった感じ。

AGE-3を二度もダルマにしたので強いのかもしれませんけど、一世代前の機体をベースにしたダークハウンドに苦戦してるので、あまり「強さ」に説得力が感じられないんですよね~

武装もギラーガと大差無いですし。

まぁ、パイロットの腕前による差で苦戦したとか、AGE-3と相性が良かったので圧勝した!

なんて可能性もありますけど…

あ、AGE-3オービタルは最後までイイトコ無し!

完全に産廃でしたw

登場から退場まで、見せ場一切無しでしたよ!!

…どうしてこうなったorz


イゼルカント様の真意

極限の状況下で生き残る事で覚醒を促して選別

その選ばれた優秀な者だけで戦争の無い平和な世界を創造する!

って事みたいです。


 


うん、この人…

基地外だわwww

フリットよりはマトモな人かと思ってたけど、そんな事は全然無かったぜ!

言ってることがおかし過ぎるよ、この人?

なんで極限の状況下で生き残れると優秀な人間なの?

あの状況下じゃ、個人の能力や資質云々よりも、運の良し悪しの方が大きく左右するんじゃないの?

そして、何故に

優秀な人間 = 戦争をしない人間

なの?

だいたい、連邦は銀の杯条約で過去の戦力を棄ててる訳で、争いの無い世界を平和的に目指してるじゃん。

その連邦相手に戦争を仕掛けておいて

「戦争の無い平和な世界を創造する!」

とか言われても説得力皆無だって。

まだ火星移住計画失敗による恨みや、地球帰還への渇望を掲げる大多数のヴェイガン市民の主張のほうが健全で納得出来るよ!

あと、なんでキオが死んだ息子の生まれ変わりと決めつけてるんだ、コイツは?

もう完全に耄碌してるだろ!?


ピザ仮面、反乱フラグ

キオを生かしたまま捕らえる事に拘るイゼルカントにピザ仮面の不満が爆発寸前って感じですね。

まぁ、そりゃそうだろうな~

完全に公私混同しちゃってるもんな~

挙げ句、海賊のハッタリにあっさりと騙されて取り逃がすし。

便利なXラウンダー様なら、こんな罠に気付きそうなものだけど…


総評

真のプロジェクトエデンが、とんでも理論の実証とドリーム全開の妄想世界構築という、なんとも冴えない真相になってしまいました…

なんだかこれまでの以上にチープになった

そんな印象だけが残るストーリーでしたわ。

そういや、この真のプロジェクトエデンについて、ゼハートは知ってるんでしょうかね?

自分的には知らないと踏んでるんですが…

もしも知ってて、それでも尚イゼルカント様バンザーイってやってるなら、ゼハートはデシル兄さん以上のダメ人間だよ!?

あと、レギルスですが

わざわざリスクを侵してまで捕獲したAGE-3から造ったガンダムにしては、ギラーガと大差無い(ように見える)MSってのはどうかと思いますよ?

せめて、レギルスならではの武装なり特色なりが無いと、名前とトリコロールだけ借りてきた様にしか見えませんわ。

さて、来週から新機体AGE-FXの登場ですね。

今のところ、AGE-FXについては

トリコロールもどきのプロヴィデンス

とか

ダブルオークアンタストライカー装備のウィンダム

って感じで、あまり良い印象を持っていないので、「動いたら良かった」と言えるような演出を期待したいトコロです。


以上

ガンダムAGE 第39話

「新世界の扉」


感想でした。