ガンダムAGE 第38話

「逃亡者キオ」


の感想です。

逃亡者と書いてのがれものと読む…

…わけは無いですよね。

手鎖御免!


キオ、ルウの薬と引き換えに協力

あらすじを見た時

何のために協力が必要なんだろ?

って思ってたんですよね。

キオはパイロットであってエンジニアでは無いです。

当然、AGE-3の開発に関わっていた訳でも無い以上

「聞き出せる事なんて何も無いんじゃないか?」

と思ってたわけですよ。

しかし、実際にはAGE-3の起動にキオの生体データが必要らしく、その為のデータ収集に協力が必要だったんですね~

なるほどな~

そーゆー事かぁ~


 
で?

いつの間にそんな設定できたの?

この生体データによる認証、データ収集のやり取りを見る限りAGEデバイスが行っているっぽいですが、ガンダム量産化の最大のネックになるようなブラックボックスの塊に、いつの間に組み込んだんでしょう?

「初めからあった」

ってのは当然無理です。

フリット編で、デシルがパクったAGEデバイスでガンダム起動させてますから。

「元々有ったけど、使ってなかっただけ」

って可能性も一応ありますけど、ガンダムは対ヴェイガンの切り札になるかもしれないMSです。

そのガンダムを守るセキュリティが存在しているのに、使ってなかったってのは無理があります。

となると、必然的に後で付けたって事になりますよね…

また設定変更ですか、日野さん?


キオとルウのデート

ルウ嬢のイタい未来日記を再現するべく、キオとルウはデートにお出掛け~

が、またダイジェスト!?

なんて一瞬思いましたけど、事細かくやられてもつまらんかっただろうし、コレはコレでまぁイイか…

こっそりルウの兄もストーキングw

そしてバレる。

この後は三人で未来日記に記されていたセカンドムーンを見渡せる丘に行きました。

そこからの風景は

なんか小汚ないな…( ̄▽ ̄;)

もうちょっと、いい絵を用意出来んかったんかな?

キオもなんだか微妙な表情ですw

で、帰って来るなり倒れるルウ。

お約束ですね!

ヒネリも何もありゃしない(^_^;)


宇宙海賊ビシディアン

まさかの見えざる傘を使用。

連邦でさえ未だに解析出来ていないヴェイガン虎の子の技術を、墜としたヴェイガン艦から手に入れて解析。

海賊艦に搭載したらしいです。

うーん、コレは

海賊がスゴいのか、連邦が無能なのか…

で、まんまとヴェイガンの本拠地セカンドムーンに接近、侵入に成功!

ヴェイガン、早々に気付いたのに対応遅過ぎ!

警備もザル過ぎ!!

苦もなく侵入したアセムパパ、部下と別れてキオの救出に。

追ってくるヴェイガンのMSを、低空飛行で市街地を盾にして行動に制限を与え、一気に撒く!

AGE-2の飛行能力を活かした方法でキオの捕らえられている風雲イゼルカント城に急接近して行きます。


キオ、救出される

なんともアッサリとキオを救出成功!

父と子、感動の再会!!

…のハズだったんですが、キオの反応はイマイチ宜しくありません。

ルウ達の事が気になるのもあるんでしょうけど、多分それ以上に死んだと思っていた父が、厨二病全開で帰ってきた事に戸惑っているのかなぁ~と。


AGE-3奪還へ

キオ救出に成功したアセムパパ

今度は別れた仲間と合流し、AGE-3奪還に向かいます。

で…

特にトラブルもなく奪還完了!

AGEデバイスも、アセム配下のモヒカンが取り戻しておいてくれました。

このモヒカンはデキるモヒカン!

ヒャッハー言ってはっちゃけては、どっかの伝承者におかしな所に指を突っ込まれてお仕置きされる世紀末な三下モヒカンとは一味違いますね。

でもさ…

ここは

アセムとキオがAGEデバイス奪還に行き、ヴェイガン兵との銃撃戦を経て、ついにAGEデバイス発見!

しかし、同時にそこにはイゼルカントが待ち構えていた!!

とか、もう一つぐらいドラマを展開させてもイイんじゃないかい?

全体の流れがエラくあっさりさっぱりしていて、ちっともドラマ性を感じないんですけど…


ルウ、天国へ

AGE-3を奪還したキオ

そのまま脱出しようとするアセムを置いて、ルウに最後の薬を届けるためにルウ宅に。

しかし、そこには天に召されたルウの姿が…

そして残された未来日記。

ここって、悲しいシーンなんでしょうけど、自分はあの痛々しい妄想未来日記朗読のお陰で笑いが止まらなかったです。

悲しいシーン、台無し!

ってゆーかルウさんや…

少しは兄の事も書いてやれよwww

まるで兄なぞ居なかったかのような清々しいまでのガン無視っぷり!

献身的に妹を看病してきた兄ディーン氏の心中たるや…


セカンドムーン脱出

ルウの兄を残し、アセムパパと合流してセカンドムーンを脱出したキオのAGE-3。

そこにはヴェイガンダムが!

ついに来ましたね、ヴェイガンダム。

既にご存知の方も多いでしょうが、パイロットはイゼルカント様らしいです。

意外だったわ~

流石にソレは予想してませんでしたよ。

次回はキオとイゼルカントの舌戦が中心になるようで、久し振りにガンダムらしさが出る回になるのかなぁ~?


総評

随分と引っ張った割にはエラくあっさりした展開で、イマイチ食い足りなかったかなぁーと。

どうしても似たような展開であるUCのパラオ脱出と比べてしまうので、尚更そう感じるのかな?

悪くは無かったんですけどね~

ルウの死亡は登場した時から分かっていた事なので、この展開自体に異議は無いですけど、せめてもうちょっとドラマチックに出来なかったものか…

どうにも在り来たりで、適当な展開に感じました。

いや、それより…

薬、全然効いてなくない?

イゼルカントのオッサン、「どうせ手遅れだし」とか考えて、ラムネでも渡してたんじゃないのかい?


以上

ガンダムAGE 第38話

「逃亡者キオ」


感想でした。


そういや、UCの話を出したら思い出したんですが、Episode5の感想を書いてないですね。

急な引越しやら出向で手間取っていたせいで、すっかり忘れてましたわ。

まぁ、今更書いても時期を逃し過ぎだし、別に書かなくてもイイか。