その方はガラケー(ソフトバンクのシャープ製930SH)を使っていたのですが、それが壊れたのです。
インターネットやアプリはAndroidタブレットを持っているので携帯は電話・メール中心で電池が長持ちするのが良いと言う事で、
ソフトバンクショップではアクオスケータイを気に入られたと言う事で、購入されました。

カタログや店頭でも「ガラケー」のブースに展示してあったので、その方がそれを選ばれたのに私も何の疑問も持ちませんでした。
お店から戻り、メールやその他設定も済んだとき、
ねえ、着メロサイトにつながらないんだけど・・・あとゲームや乗り換え案内も。
と友人が。
見てみると確かにつながりません。
しかもそこにメッセージが。
Androidの場合は専用アプリにてご使用ください。
そうです。
このアクオスケータイは、ガラケーではなく、ガラホだったのです。
ちなみにガラケーとは「ガラパゴス・ケイタイ」の略で、日本独自の規格の携帯電話という意味です。
ガラホとは、OSをAndroidにして、世界標準のプラットホームをガラケーに組み込んだものです。
「ガラパゴス・ケイタイ型スマホ」略して「ガラホ」ですね。
この友人にしてみると、確かにガラケーは電話・メール中心でインターネットはほとんど使っていませんでしたが、
・着メロのダウンロード
・電車の乗り換え案内
・位置登録型のゲーム
はガラケーのアプリコンテンツでやられていたのでした。
このガラホ、OSがAndroidの為スマホと判断されてしまい、今までのガラケー用コンテンツにはつながりません。
その上、アプリインストール禁止(GooglePlay未対応)なのでAndroidスマホ用アプリを追加することもできません。
両方できないのです。
さらに悪いことに、ガラケーで使っていたコンテンツは、ソフトバンクの場合自動解約になってしまいます。
ずるずると無駄な課金すると大変な事になるので当然なのですが、この方は着メロサイトの会員で、着メロをダウンロード出来るポイントがかなりたまっていたのでした。
それがすべて・・・・吹っ飛びました・・・(;_;)
ゲームは幸いにもスマホ(Android)対応でしたので、タブレットにデーター移行することができましたが、
着メロ・乗り換え案内コンテンツはどうしようもなく、
着メロはあきらめてもらい、乗り換え案内はアプリやコンテンツではなく、ブラウザでできるサイトを使用するかもしくは面倒でもタブレットを出してアプリを使って調べるということになりました。
ガラホはガラケーのコンテンツも、Androidのアプリも使うことができません。
今までのガラケーの代わりにはなりませんので購入時はご注意ください。
ですが、ソフトバンクのWEBページを見ると、堂々とガラケーって書いてある中にガラホが入っています。
これで間違えるなという方が無理だと思います。

ソフトバンク・ドコモでの見分け方は、充電するためのコネクターです。
ガラケー用の充電コネクタはWCDMA(ソフトバンク・ドコモ)→下の図の黒いコネクタ、
ガラホ用の充電コネクタはAndroidスマートフォンと同じmicroUSBです。→下の図の白いコネクタ
充電器が変わります
と店員が言ったら要注意です。
また、このアクオスケータイのように、ガラケーで「LINE」ができます。
とうたっているのもほぼ100%ガラホです。
※ちょうだいしたコメントより、イーモバイル(今のY!mobile)などは、ガラケーでもmicroUSBを使っているそうです。
ガラケーのコンテンツ(特に有料会員コンテンツ)をご利用の方は機種交換時に、
「この携帯はガラホですか?」と一言ご確認されるのが良いかと思います。

ガラケーのコンテンツをお使いで今もガラケーを使って見える方、機種変更時には十分ご注意ください。
スマホアプリ対応のコンテンツもこの友人のようにスマホかAndroid・iOSタブレットを持っていないとガラホではアプリ使えないので、
ガラケーのコンテンツで使っていたデーター、全部吹っ飛びますよ。
その逆で、Androidスマホ使って見える方が、電池の持ちが良いので同じAndroidだからガラホの方が良いなぁ・・・と言う方もアプリを使って見えたらそれ全部使えなくなります。
ご注意ください。