スマホ(Android)をアップデートしたら無線(Wi-Fi)に繋がらなくなった
と問い合わせ。
無線とかネットワーク関連は電話ではぶっちゃけ対応が不可能に近いのでお伺いしました。
お客様のスマホを見たら、私も見慣れないAndroidの画面・・・と、聞いてみたらアップデートしたら画面が変わったのとこと。
ああ!Android 6.0 Marshmallowにアップデートされてしまったのですね~。
Android OSはMacOSXみたいにバージョン毎に名前がついています。
iOSには名前がついていないのが相関関係的におもしろいですね。
ちなみに Android 5.0 は Lollipop、4.4 は Kit Kat、4.1 は Jelly Bean です。
お菓子の名前なんですね。
さて話を戻して、無線LANはBUFFALOのWZR-1750DHP2。
パソコンは問題なく接続できるけど、スマホの方はAOSSがエラーですぐ落ちる。
多分アプリが最新OSである Android 6.0 Marshmallow に対応していないんだろうなぁ~と思い、Google PlayのAOSSをチェックしてみると・・・
ありました。
●2016年1月31日更新、Ver2.1.1
・Android 6.0以降のOSのアクセス権限モデルに対応しました。これ伴い、Android 6.0以降で下の動作を変更しました。- 位置情報へのアクセス許可が必要となったため、アプリ起動時に許可を求めるようにしました。
- Wi-Fiテザリングが有効の場合、無効にするようメッセージを表示するようにしました。
• 特定の端末の標準ブラウザーでAOSS2を行うと、アプリが強制終了する問題を修正しました。
ちなみにAOSS2というのはBUFFALO独自の自動接続アプリですね。
BUFFALO以外ですとWPS接続というのが自動接続アプリでよく使われています。
念のため、無線LAN親機WZR-1750DHP2のファームウェアもチェックしたところ、こちらもありました。
●2016年2月1日更新、Ver2.30
・Android 6.0以降の端末で、AOSS for Android Ver.2.1.0以前を使用した際に発生する
以下の問題を修正しました。
- OSの仕様変更により、AOSS2で正しく接続できない。
- AOSS接続先情報のMACアドレス欄に、接続している端末とは関係のないMACアドレスが登録される。
・Android 5.0以降の端末でAOSS2キー(3桁の数字)を入力すると、画面が閉じてしまい、
接続に失敗することがある問題を修正しました。
アプリ・ファームウェアの両方ともアップデート。
無事接続するようになりました。
BUFFALOの無線LAN親機を使っていてAOSS2で接続している場合、
Android OSのバージョンをAndroid6.0 Marshmallow にアップデート、もしくは標準搭載のスマホにされた場合、
アプリの更新と、親機によってはファームウェアのアップデートが必要です。
バッファローのファームウェア検索は下記リンクから型番検索で探してください。
BUFFALOソフトウェアダウンロードサービス(型番「W」から始まる)
Android 6.0 Marshmallow はこれからのOSなので、これ結構はまる人多いかもしれません。
アプリは問題なくても、無線LANのファームウェアなんてなかなかアップデートする人なんていませんから。
新型スマホやタブレットに買い替えた際、もしくはこの方のようにOSをバージョンアップされた方で、BUFFALOの無線LANご使用の方はご注意ください。
※ファームウェアアップデートは失敗するとその機器自体が故障して修理せざるを得なくなることがあります。自信がない場合は専門家か詳しい方に依頼するのをおすすめします。