使用中のパソコンがWindows10に対応しているかどうかチェックする | Tascal PCサポート情報

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旧職場の同僚がFacebookで嘆いていました。

このWindows7パソコン、
Windows8に対応していないのにWindows10無料アップグレード予約画面が出てきた!
8月が怖い・・・。


本当・・・マジに勘弁して欲しいですよね。

対応していないパソコンにはWindows10無料アップグレード予約アイコンはでないで欲しいものです。
インストール時にパソコンの性能要件を満たしておりません・・・て、多分出るとは思うのですが・・・果たして。
7月29日の正式版リリース後に確認するしかないですね。

マイクロソフトはWEBページでWindows10動作要件・アップグレーにおける注意を発表しています。
まずはそこ(下のリンクです)を必ず確認してください。

マイクロソフト発表によるWindows10システム要件

基本的なところでは
・プロセッサ: 1 ギガヘルツ (GHz) 以上のプロセッサまたは SoC
・メモリ: 32 ビット版では 1 GB、64 ビット版では 2 GB
・ハード ディスクの空き領域: 32 ビット版 OS では 16 GB、64 ビット版 OS では 20 GB
・グラフィックス カード: DirectX 9 以上 (WDDM 1.0 ドライバー)
・ディスプレイ (画面解像度): 1,024 x 600
です。

では、ご自分が今ご使用中のパソコン、どうやってWindows10に対応しているのか確認するのでしょうか。

方法はタスクバーの「Windows10を入手する」アイコンをクリックして手順メーニューを出します。

 


画面左上のメニューボタンをクリック→PCのチェック です。

 


チェックして、ハードウェア的に問題がないと「PCは準備完了」に変わります。
パソコン的にはこのメッセージが出れば理論上はWindows10無料アップグレードをすることができます。

 


快適に動くかどうかは別問題ですけどね。
でも、今度のWindows10はWindows8より軽いと言われていますが、果たしてどうでしょうかね。


 ここから先が実は本題です。
この検査、パソコン的(=ハード的)にはOKかもしれませんが、ソフト的にはまだ動作保証がされたわけではありません。

この検査がOKだとしても、ソフトや周辺機器は、
やはりご自分で各ソフト・周辺機器メーカー毎調べないといけません。


このことを絶対に忘れないようにしましょう。
また、メーカー製のパソコンはおそらくWindows10リリース直前にサポートページを作るでしょうから、まずそこを見てからアップグレードした方が良いですね。


ソフトの対応OS一例です。
当然Windows10リリース前ですからまだどのメーカーもWindows10動作保証はしていません。


・マイクロソフトOffice
Windows7対応:Office xp~
Windows8対応:Office 2007~ (ノンサポートだが2003も動作する)

・Adobe Photoshop , Illustrator
Windows7対応:CS4,CS5,CS6,CC
Windows8対応:CS5,CS6,CC

・Adobe Acrobat
Windows7対応:9.2,X,XI
Windows8対応:X,XI

・筆まめ
Windows7対応:Ver.21~
Windows8対応:Ver.23~

・筆ぐるめ
Windows7対応:Ver.16~
Windows8対応:Ver.19~

・一太郎(ATOK)
Windows7対応:2007~
Windows8対応:2011~

・弥生会計シリーズ
Windows7対応:11シリーズ~
Windows8対応:13シリーズ~

・FileMaker Pro
Windows7対応:Ver.10~
Windows8対応:Ver.12~

という感じです。
Windows7対応なのに、Windows8には未対応のバージョンがたくさんあります。
当然Windows10は・・・
でも、お使いのWindows7パソコンにWindows8未対応バージョンのソフトがインストールされてる方、多いのではないでしょうか。

大丈夫なのでしょうかね・・・・本当に・・・・

Windows10アップグレードはお使いのパソコン・周辺機器・ソフトが間違えなく動作するのを確認してからでも遅くありません。
何度も書きますが、無料アップグレードの猶予は1年もありますので。


※7月28日追記
●主なパソコン本体メーカーのWindows10対応リンク記事はこちら

●主なパソコンソフトメーカーのWindows10動作確認リンク記事はこちら