Microsoft次期OSはWindows9ではなくてWindows10 | Tascal PCサポート情報

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  昨晩マイクロソフトが来年発売になる次期OSを発表いたしました。

Windows10


発表時の動画

単なる名称で、バージョンではありません。
WindowsXPとか、WindowsVistaとか、Windows98とかと同じことなのですね。
ですから、たとえ次期WindowsがWindows10でも、それは単なる固有名詞なんですね。
(まあ・・・イメージ的なところでは詐欺っぽいですな・・・)

ちなみにWindows7のバージョンは6.1、Windows8のバージョンは6.2です。Windows8.1が6.3。
実はつまり、すべてWindowsVista(バージョン6.0)の改良版。マイナーチェンジだった・・・ということです。

 ※この話はWindows7の時もありました。
バージョン6.1なのに7かよ!バージョン詐欺じゃん!って(苦笑)

 

 WindowsXPのバージョンは5.1ですから、ここで一度大きくOSのフルモデルチェンジをして、
その後はマイナーチェンジだったわけですね。

次期Windows10はマイクロソフト的にマイナーチェンジ(バージョン6.5)なのかフルチェンジ(バージョン7.0)なのか、そういうところも興味深いですね。



 さて、話を本題に戻して、Windows10。

一番大きな変化はWindows8で不評だったmetroインターフェース(タイル状のやつです)を廃止したことですね。

そしてWindows95~Windows7まであったスタートメニューが復活しました。



・・・よっぽど不評だったのでしょうね。

そして、その代わりに今一気に人気が出ているタブレットPCでの使い勝手を落とさないよう、
新たなユーザーインターフェース「Continuum」が搭載されます。

これは、タブレットユーザーやタッチユーザーはタッチしやすいよう画面を切り替えることができる・・・というモードだそうです。

 


あと、OSが端末を認識し、ソフトウェア(WORD/EXCEL/ONEDRIVEなど)をその端末にあわせたインターフェースで表示されるというのも興味深く、そして不安なところでもありますね。

Windows8では、「アプリ」と「デスクトップアプリ」で2つのソフトが存在しました。
インターネットエクスプローラーがデスクトップとスタート画面で起動するのでは全然違うというのに困惑された方も多いのではないかと思います。

これをインターフェースではなくて、そのパソコンがデスクトップなのか・タブレットなのか・ノートパソコンなのか・NEC製なのか・DELL製なのか・・・
などなどを認識してソフトの顔が変わるとか。

裏を返せば、自分がどんなパソコンを使っているのかが詳細にプロダクトキーと連動してライセンス認証をかける・・・ということでもあり、
海賊版対策なところもありそうですね。

 あとは、来年発売までに徐々に明らかになってくることでしょう。

マイクロソフトのWindows10紹介動画


また、早速マイクロソフトではプレビューを用意している模様です。
近々ダウンロードできるようになる模様ですから、遊んでいるパソコンにインストールして、試してみるのもよいかもしれませんね。
・マイクロソフトのWindows10ウェブページ

 

※参考にした記事
・週間アスキーPLUS Windows8.1の次期版“Threshold”は9でもTHでもなく『Windows10』
・CNET    次期Windows、名称は「Windows 10」--マイクロソフト、新OSの概要を明らかに
・ITMedia       「Windows 10」にタッチ/マウス切り替えボタン「Continuum」