週刊現代『日本をダメにする「品格なき女たち」』の記事は内容がない。
週刊現代2月2日号の緊急ワイド「日本をダメにする品格なき女たち」は内容がない。
「パクリ作家、厚化粧、インモラル……。ああ嘆かわしや、労しや。道を外れてやりたい放題、日本を滅ぼしかねない女たち。国のために立ち上がった14人の論客たちが女たちに喝!」という新聞広告を見て、その文句にそそられたので、思わず買って読んでみた。
こりゃ、ひどい。ひど過ぎる。あまりの薄ぺらな内容に、私が「喝」って言いたいほどだった。
坂東眞理子(文芸評論家・福田和也)、小池百合子(ジャーナリスト・山村明義)、花田美恵子(石川結貴)、蛯原友里(ライター・kei・tee)、山本モナ(コラムニスト・今井舞)、西川史子(コラムニスト・桧山珠美)、久本雅美(ジャーナリスト・乙骨正生)、リア・ディゾン(出版プロデューサー・高須基仁)、長澤まさみ(アイドル評論家・堀越日出夫)、滝川クリステル(作家・岩井志麻子)、片山さつき(ルポライター・横山由美子)、海老名美どり、香葉子、泰葉(コラムニスト・青木えるか)、船場吉兆・湯木佐知子(食コラムニスト・j・c・オカザワ)、アパホテル社長・元谷芙美子(経済ジャーナリスト・有森隆)
「救国ワイド」と名打ってあるが、期待外れもいいところ、これこそ「広告に偽りあり」だ。買わずに立ち読みくらいで十分な内容だった。
とにかく全然論じてない、鋭くなければ、ひねりもない、まったく斬れてないんですよ。
ネタがないので、いま旬の人を集めて記事にしてみましたっていう、ヤッツケ仕事みたいな感じがする。「国のために立ち上がった論客たち」って、大きく出た割には、内容が無さ過ぎる。「論客」とは「筋道立った意見を持ち堂々と論じる人」と広辞苑にある。この程度の記事で「日本を救う論客」だと言われちゃ「日本に大した論客がいない」ということになってしまう。
それにこれらを書いた人たちってお金をもらっているプロなんでしょうが、記事自体が全然面白くないぞ。これじゃ、普通の一般人の書いたブログの方がよっぽど中身あるし、面白い。これじゃ日本をダメにしている品格のない人々とは、この記事を書いている本人たちになっているように見えてしまうぞ。
「まあ、週刊誌のワイド記事なんてそんなもんだよ」って言われそうですが、それでもどこかに「ふーん」って納得させられる新しいものがあるっていうものですよ。東スポのトンデモ記事だって、切れ味がいいから、驚かせるものがある。それがこの記事では……。
そもそも「日本をダメにする女たち」といって俎上にのせたのが「長澤まさみ」とか「エビちゃん」とか「リア・ディゾン」じゃしょうがないでしょう。もっと糾弾すべき人はいるでしょうが。それもネット情報で書かれ尽しているものをただまとめただけっていた感じの記事だし。
この中では一番名前の通った福田和也も、「坂東眞理子」を非難した記事を書いているが、この程度のことをあげつらっているようじゃどうにもならない。「○○品格」という題名がパクリだといっているが、今じゃ「品格」の名が付いた本はいくらでもある。もっと言うべきところはあるだろう。だいたい切り口が生ぬるいので全く批判にもなっていない。しかも、批判が的外れな印象を与えるのは、ここで例に挙げた人物が坂東眞理子を批判するには場違いな人物たちだからだろう。
「だから何?」って反論されたらそれまでの内容だということだ。斬るならバッサリやれ!
それに岩井志麻子が「滝クリ」を批判するなって! (実はここに一番怒っている)
岩井志麻子こそ品格もなければ貞操観念もない。まして社会的モラルさえ持っていないだろう。そんな人物を「日本を救国する論客」として記事を依頼した編集者が、一番「品格」がないということだろう。
どうせ芸能人をネタにしたもの書くなら「ナンシー関」くらいの切れ味の鋭い記事が読みたいということですよ。
というわけでド素人の私が、天下の論客たちにケチをつけてみました。
まあ、そういう私が一番品格がないということになるか。