読書感想文を書かせる社長って、いい会社?
9月16日読売新聞「編集手帳」より
「……神奈川県内で自動車の販売会社を経営するAさん「いい人が勧める商品はいい商品だ。あとあとも安心だ」と……。この「いい人」を育てるために、Aさんが10年以上も前から行っていることがある。250人余の社員に本を無料配布することだ。繁忙期を除くほぼ毎月、自ら読んで素晴らしいと思った本を渡し、そのつど感想文を書いてもらう。最近は伊藤進著「ほめるな」や島田洋七著「佐賀のがばいばあちゃん」、池間哲郎著「あなたの夢はなんですか?私の夢は大人になるまで生きることです」を配った。販売技術を学ぶより、人間性を高めることが大事だという。……」
このあと、紙上で、この社長を褒めまくります。
これっていい話なのでしょうか?
いい大人が「がばいばあちゃん」を読まされて、感想文を書かさせる会社って、いい会社なの?
私なら反抗しますね。
会社で松下幸之助とか本田宗一郎を読ませるなら分かる。いや守銭奴教育ならホリエモンの「稼ぐが勝ち」なんかでも、仕事と割り切って読みましょう。 (もちろん読み飛ばしますが)そして、感想文でもなんでも書きましょう。(これも生活のため)
しかし趣味の合わない本を押し付けて、感想文を書かせる社長なんて、私は信用できませんね。これって「ドラエもん」のジャイアンが行う「歌のリサイタル」と一緒。力でねじ伏せて、無理やりの感動の強要。つまり、ジャイアンの自己満足と変わらない。
これを「社員教育の鑑」と持ち上げる記者は、一体どいう感覚を持っているのか。