【携帯電話】Microsoftが2つの「Windows Mobile」を推進!?
米マイクロソフト
が、アンドロイド
には「Windows Mobile6.5」で、
iPhoneには「Windows Mobile7」で対抗する中あるぷラットフォーム戦略を計画中らしいです!
[Nicholas Kolakowski,eWEEK]
うわさが本当だとすると、モバイル市場に向けたマイクロソフトの新戦略では、
同社が2種類のモバイルOSをスマートフォンに提供することになりそうです。
(△SLASH GEAR
より)
この作戦は、モバイルOS市場で低下している自社のシェアを強化するという
Microsoftの取り組みに貢献するのでしょうか。これは大きな疑問です。
というのも、Microsoftのこれまでのモバイル戦略では、
同社自身の足元に砲弾を発射する恐れがあるからです。
8月19日付の米Digitimesの記事
によると、
AndroidとiPhone OSへの対抗を狙ったMicrosoftの新戦略は、
10月初頭にリリースされる予定の「Windows Mobile 6.5」、
そして来年10~12月期に発表予定の「Windows Mobile 7」という
2本立てのモバイルOSプラットフォームを軸に展開されます。
同記事は「台湾の携帯端末メーカーの関係者」の話として、
「Microsoftのデュアルプラットフォーム戦略は、
AndroidベースのプラットフォームにはWindows Mobile 6.5で対抗する一方で、
iPhoneにはWindows Mobile 7で対抗するというものだ」と述べています。
Windows Mobile 7は、マルチタッチ機能を中心として“第一級の”モバイル環境を提供するとみられる。
同OSの潜在能力に関する情報が少ないため、
Microsoftの新戦略の効果を推定するのは難しいが、
同社がそれを実行する際に大きな困難に直面するでしょう
――十分な規模のエコシステムの実現です。
これはタイミングの問題。
Microsoftでは10月に「Windows Marketplace for Mobile」をスタートした時点で、
600種類のアプリケーションがダウンロードできるようになる見込みだとしています。
開発者がアプリケーションを登録できるようにするために、
同社が7月に同ストアをオープンした理由もそこにあります。
しかし、たとえ600種類のアプリケーションが出そろったとしても、
MicrosoftはApple、Research In Motion(RIM)、
Palmを追いかける立場であることには変わりないのです。
これらのライバルメーカーは、
数カ月前あるいは1年以上前(AppleのApp Storeの場合)から、
それぞれのモバイルアプリケーションのエコシステムを構築してきたのです。
Microsoftはどうすれば競合各社のエコシステムに対抗できるのだろうか。
同社がWindows
Marketplace for Mobile、
あるいはWindows Mobile 7の発表を、
非常に魅力的なスマートフォン(Palm Preや次世代のiPhoneのようなフォームファクターと機能を備えた製品)に結び付ければ、
その勢いで市場に大きな風穴を開けることができるかもしれないです。
こういった発表手法が成功した例としては、Palm Preが挙げられます。
Palmの「Web OS」および印象的な宣伝キャンペーンとともに発表されたPalm Preは、
発売後最初の1カ月で好調な売り上げと多数のアプリケーションダウンロードを記録しました。
Microsoftがスマートフォンを出すといううわさも、
数カ月前からインターネット上で飛び交っており、
その多くは「Project Pink」をめぐる憶測です。
このうわさが何らかの事実を根拠とするものだとすれば、
同社が投入するデバイスはスマートフォン市場で真の差別化を実現する何かを
備えたものでなければならないでしょう。
その「何か」とは、iPhoneで最近明らかになった“発火機能”などではないです。
Microsoftはもう1つ問題を抱えている。
同社が最近Nokiaと結んだ提携
です。
これはMicrosoft Officeのモバイル版を
Nokiaの携帯電話(Windows MobileではなくSymbian OSで動作する)に提供するというもので、
両社がRIMに対抗するための効果的な手段になりそうです。
しかし自社のOSで動作しないデバイスに自社の主要ソフトウェアを移植することは、
自社のOSで動作するデバイスを購入する理由を潜在顧客から奪うことにほかなりません。
ほかのメーカーはこの原理を認識しています。
それは、AppleがPalm Pre上でiTunesを動作させるのをかたくなに拒んでいる理由の1つでもあります。
Microsoftが今後もアプリケーションをほかのOSに移植すれば、
それは結局、Windows Mobileそして同OSを搭載する
将来のスマートフォンに悪影響を及ぼすことになるでしょう。
(出典:ITmedia
2009年8月24日)