本番が近づくと、ささいなことで落ち込んだり
焦ったり、泣きたくなったり
生きてる心地がしなくて
ご飯の味がしなくて
息が吸えないくらい胸が苦しくなったり。
私は昔から「あがり症」で
大学生のころからずっと悩んできました。
ピアノの先生になってからは
「先生」という職業柄か?普段から堂々としていられるように振舞っているので
本当の私をよく知らない人からは
「意外
」と驚かれることがほとんどです
(ほんとはめちゃくちゃ繊細さんです笑)
「あがりを無くすこと」を考え続けた学生時代。
たくさん本を読んだり調べたり、カウンセラーに相談したりもしました。
あがりを無くすためには、本番に慣れることしかないと考えて、月3回は本番があるように片っ端からコンクールを受けまくった時期もありました。緊張しないからって良い演奏ができるわけでもない。(本番が続くのでただただ疲弊しただけで特に改善せず笑)
結果、あがりを無くすのではなく
「あがりと付き合う」ことにしました。
この本は本番前になると繰り返し読んでます
ほかに、アレクサンダーテクニークのブログもよく見てます。
いろいろと試行錯誤したわたしが
本番前に意識してやっていることを少し紹介します。
(もしどこかの誰か、同じように悩んでいる人の助けになれば、、、
)
今日、週末に本番を控えた生徒ちゃんから、たすけて!のLINEが。
緊張からか、ミスタッチが多くなってそれを気にしすぎるあまり、ミスしない練習ばかりになり音楽を表現できなくなっている様子
わかる、わかるよー
ミスタッチがない演奏は理想だけど
みんなは機械のようなノーミスの演奏が聴きたいわけじゃないし、自分もそれを望んでいるわけじゃない
多少のミスがあっても、誰かの心を打つ演奏ができたら素敵よね

何年か前、コンクール本選のあと
全国大会に進めずガッカリしているわたしに
「あなたの音が一番綺麗だった。あなたの演奏がわたしには一番だった」
と言ってくれた見知らぬご夫人。
涙でるくらい嬉しかった
結果、全国には行けなかったけど
予期せぬこの出来事が
今もピアノ演奏を続けるモチベーションにつながっていたりします

自分もいよいよ本番が近づく。
午前中、不安につぶされそうだったわたし。
二兎追うもの一兎を得ず…だったらどうしようとか

いらん妄想がつのってお腹いたい笑
家族には、
「そんなにつらいのになんで生徒をコンクールに出しながら自分もコンクールに出るとか無謀なことを…」とかブツブツ言われてます笑


午後から生徒たちが来て、
生徒たちの笑顔を見て
同じように戦ってる生徒ちゃんたちを励ますうちに、自分がどんどん元気になっていきました
生徒を励ますつもりが、自分が元気をもらってた

自分もコンクールに出るから、生徒の不安な気持ちも痛みも全部わかる

結果は人さまが決めること。
悩むけど、苦しいけど。
成長が楽しくて、一生懸命が楽しい
それが私がコンクールを受ける意義なのかも
