下半身のプライオメトリックドリルの強度に影響する諸要因 | 吉田輝幸オフィシャルブログ「吉田輝幸のPCPブログ」Powered by Ameba

吉田輝幸オフィシャルブログ「吉田輝幸のPCPブログ」Powered by Ameba

「身体を変え、常識を変え、世界を変える」

みなさんこんばんはウインク
今日も1日お疲れ様でしたキラキラキラキラキラキラ
すっかりは肌寒い季節に変わりましたねルンルン
季節の変わり目、体調管理には十分お気をつけ下さい☝️おねがいキラキラ

今日は、ストレングストレーニング&コンディショニングの領域から『プライオメトリックトレーニング第四弾』について記載したいと思います!!

{41E585AA-B82D-493B-94AF-D9DCA0C4839B}今回は、下半身のプライオメトリックス、ジャンプの種類について、記載していきたいと思います。

プライオメトリックトレーニングの主たる目標は、主働筋への過負荷をかけ急速に力を発揮する能力を高めることである。形式の整ったトレーニングプログラムの中でプライオメトリックエクササイズを実施すると、筋パワーの増加が起こることは複数の研究で示されているが、この向上が力学的適応、神経生理学的適応のどちらによるものなのかはまだ明らかではない。プライオメトリックスはそれ自体で完結するものと考えるべきではなく、能力、スピード、有酸素性、柔軟性などのトレーニングと、適切な栄養を含む全体的なプログラムの中の一部と考えるべきである。プライオメトリックトレーニングは適切なストレングス&コンディショニングプログラムを実施している選手が、さらに筋パワーを向上させるために実施する。
プライオメトリックエクササイズの目的は、筋および腱に備わる弾性要素と伸張反射の両方を利用することにより、その後に続く動作のパワーを増大させることである。

下半身のプライオメトリックドリル
《その場ジャンプ》
これらのジャンプには同じ地点でのジャンプと着地が含まれる。その場ジャンプはジャンプの垂直要素を強調し、ジャンプ間に休息を入れずに連続して遂行される。ジャンプとジャンプの間がSSCの償却局面となる。スクワットジャンプやタックジャンプがその場ジャンプの例である。

《スタンディングジャンプ》
これらのジャンプでは水平要素と垂直要素の両者が強調される。スタンディングジャンプでは、一回ごとのジャンプの間に回復をはさんで最大努力をする。垂直跳びやオーバーバリアジャンプがスタンディングジャンプの例である。

《連続ホップ&ジャンプ》
連続ホップ&ジャンプは反復動作であり、その場ジャンプとスタンディングジャンプの組み合わせであると考える事ができる。一つの例としては、ジグザグホップがある。

《バウンド》
バウンドのドリルには、ほかのドリルと比べて大きな水平方向へのスピードを伴った誇張した動きが含まれる。バウンドの量は通常、距離で計算されているが、反復回数によって示すことも可能と思われる。バウンドのドリルは普通30m以上の距離で行われ、左右の脚を交互に使う交互レッグバウンドに加えて、片足で行うシングルレッグバウンドや、両足で実施するダブルレッグバウンドも含まれる。

《ボックスドリル》
これらのドリルは、ボックスを利用することによって連続ホップ&ジャンプの強度を高めるものである。ボックスはその上に跳び乗ったり、その上から跳び降りたりするために用いる。ボックスの高さは選手の身体の大きさ、着地する地面、プログラムの目標によって異なる。ボックスドリルには、片脚、両脚、または交互脚のドリルがある。

《デプスジャンプ》
デプスジャンプはエクササイズ強度を高めるために重力と選手の体重を利用する。選手はボックスの上から落下し、着地してすぐ垂直方向、あるいはほかのボックス上へジャンプする。ボックスの高さは、選手の身体の大きさ、着地する地面、プログラムの目標に照らして決める。デプスジャンプは片脚、両脚のいずれで行ってもよい。


次回は、上半身のプライオメトリックスについて記載致します。

PCPでは、パーソナルにて適切に皆さんのためのプログラムを作成し、実践して参ります。
是非、一度お越しください‼️
お待ち致しております‼️