サーフィンが上手くなる股関節と下手になる股関節① | 吉田輝幸オフィシャルブログ「吉田輝幸のPCPブログ」Powered by Ameba

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「身体を変え、常識を変え、世界を変える」

こんにちは、PCPハイパフォーマンスコーチ山口です。

 

サーフィンをするとき、皆さんの“股関節”は動いてますか?

 

サーフィンが上手くなる為には、人体にある様々な関節組織の中でも、
最大の大きさを持つ関節組織“股関節”を正しく動かす必要があります。

 

私達の股関節は本来、構造上は屈曲・伸展・内転・外転・内旋・外旋など

自由に動けることが求められています(参照:ジョイント・バイ・ジョイント・セオリー)。
 

身体を効率的に動かす為には欠かせない関節運動です。

 

トップサーファーはこの関節が例外なく上手く使えています。

 

 

普段の生活では制限されがちですが、私達は赤ちゃんの頃から身体が硬いわけではありません。不良姿勢、運動不足、緊張やストレス、太りを4大要因として、筋肉が硬直したり、股関節の可動範囲が狭くなって大きな動きができなくなったりと、後天的に身体が硬くなっていくのです。

 

もし股関節がよく動かないのであれば、
他の関節・組織・腱・筋肉等への影響は免れず、自ずと痛みや怪我のリスクは自ずと高まります。

 

サーフィン特有の、自由にダイナミックな動作を行なう能力が限られてしまう事は
サーファーにとって(プロサーファーから一般の方まで問わず)由々しき問題ですよね。

 

何故なら、いくら練習をしても、いくら本数を増やしても、
私達がイメージするような切れ味鋭いカットバックや大きい孤を描くボトムターン等とはかけ離れていく一方だからです。

 

 

股関節が上手く使えないと…
・素早いテイクオフを制限してしまいます。
・腰部や膝、足首、頸部等の痛みを引き起こしやすくします。
・パフォーマンスやターンへの集中力も減少させます。
・スピード&パワーのあるターンをする能力も制限します。
腸腰筋の筋緊張や股関節の屈曲拘縮、腰椎前弯が出やすいのもサーファーの特徴です。

 

 

 

 

 

 

 

比較的、ヒップモビリティが高い方が多いのが女性サーファーの特徴でもありますが、
女性は健康や美容のためにも、リンパの流れやホルモンの働きをよくしておいた方がいいので、血流を常にスムーズにしておきたいですよね。

身体が柔らかいと血行が良くなり、基礎代謝が上がる為、脂肪がつきにくい身体にもなり、ボディラインも綺麗になるメリットも享受出来ます。

 

 

 

”サーファーと股関節”の問題を解決していく方法の一つは、
筋膜リリース、特定部位のストレッチ、ムーブメント等で硬い股関節に多角的にアプローチをする事です。
これらのアプローチがいつの間にか失ってしまった動作から、動作改善や柔軟性再生を助けてくれます。

 

一日に数分でいいので、自分達の”身体”と”健康”と”サーフィン”に時間を投資することによって、目に見えない多くの利益を得る事が出来るでしょう!

 

 

次回、詳しいアプローチ方法をご紹介していきたいと思います。

 

どくしゃになってね!