日曜日の午後、場所が銀座とあって、333席あった観客席は満員でした。
プログラムは室内弦楽を中心にした演目で、指揮は大友直人さん、ピアノは三谷温先生、そして、ヴァイオリンにはオーストリアのルツ・レスコヴィッツさんと小林美恵さんを中心にしたアーツ室内オーケストラの皆さんの演奏でした。

プログラムには、れんとメンバーK西先生の生徒さんで、以前このれんとブログでも取り上げた加藤旭くんが幼少時期に作曲した数曲をモチーフに、作曲家の熊倉優さんが、ピアノとヴァイオリンと弦楽オーケストラの為に作曲した曲が演奏されました。
さらには、旭くんが小学1年生の時に、国語の教科書に載っていた「くじらぐも」をもとに作詞作曲した合唱曲「くじらぐも」を、福島県から来た小学生の皆さんが合唱しました。
そして、なんと、その「くじらぐも」の作者、中川李枝子さんも会場にいらしていて、演奏を聴きに来ていた旭くんと握手もしてました。
素敵な曲と素晴らしい演奏で、さらに感動を呼び、「くじらぐも」を合唱した福島の小学生の暖かい歌声に、感涙でした。
大友先生の指揮での、三谷先生のピアノ演奏と、アーツ室内オーケストラの皆さんの演奏も、本当に素晴らしいもので、とてもハッピーな気分で帰途につきました。
by piro
※毎日新聞でこのコンサートのことが取り上げられています。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151101-00000071-mai-soci
~プログラム~
芥川也寸志 弦楽のための三楽章(トリプティーク)
モーツァルト ピアノ協奏曲第14番 K.449
加藤旭=熊倉優 空を見上げて~ヴァイオリン・ピアノ・弦楽オーケストラのための
「空のくも」「はげしい雨」「にじ」「雨上がりの空」「きれいな夕やけ」
チャイコフスキー 弦楽セレナードOp.48
(アンコール)
モーツァルト アイネクライネナハトムジーク第1楽章