毎年6月の恒例になりましたが、デボラ先生が来日されました。
レッスンは今日から4日間の日程で、本日は虎ノ門ビーテックにてpiroさんが受講されました。
インペリアルはよく響いて、深みのあるシューベルトでした。
デボラ先生のご指導は、楽曲の大切なツボを的確に抑え、具体的なテクニックも教えて下さって、聴講していてもたいへん勉強になりました。
休憩時間にショールームで見たことのないベーゼンドルファーを見つけました。
外国の建築家がデザインしたもので、1990年ごろ製造の中古だそうです。
赤と黒、足は金、という色使いも目を惹きますが、
鍵盤横にあるスイッチで、大屋根が自働で開閉するという仕掛けが珍しく、
どの角度でも大屋根を開けられます。支柱はありません。

そんな奇抜な見た目からは想像を裏切る柔らかく輝かしい音色。
とても素晴らしいベーゼンドルファーでした。