「ペットショップははたして「悪」なのか」なんでち(?・◇・)?ありー? | ぴいちゃん工房

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止まり木作ってます。

実にきな臭いタイトルですが(爆)


日本には「動物愛護法」という法律があります。(海外は知りません)

私達一般の飼い主に対しては
「ペットはちゃんと飼ってください」という事であると理解しています。
その内容は「適正飼育」と「終生飼育」となっています。

日本の動物界隈では「生体販売の禁止」を訴え続けられている方々もいらっしゃいます。
これは、国内正規ルート繁殖の動物の店頭販売を禁止しましょう、
というのであれば
ブリーダーさんの紹介?
それとも保護団体さんからの引き受けオンリーに?
というイメージなのでしょうか?

そうするとブリーダーさんに対する規制や摘発がより必要になるのと、
「保護団体オンリー」となった場合は、その団体さんに入ってくる動物が供給元となりますので、
本来の保護団体さんの目標である
「保護しなければいけない動物が居なくなる事」と、どう合わせていくのでしょうか???

(?・◇・)ありー?

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うちのぴいちゃんはペットショップにいた子なんですが


その当時(10年前)はお迎え時(購入時)は簡単な説明のみで、一応こちらの住所氏名をお伝えした上で自宅に連れて帰る、と言う感じでしたが。


最近
「動物販売時説明書(インコ類)」というものを見る機会がありました。
動物愛護法第8条の規定により、ペットショップにて販売時にお客さんへの飼育の説明を行い、その内容を確認してもらって説明書をお渡しする(署名捺印有)というものです。

ペットショップさんなどで
「生体販売時に60~90分程度の飼育説明を行います」とあるのはこの説明の為です。


これは販売確認書
(買ってきた雛すぐにこねくり回すなと書いてある)


こちらが販売時説明書


A4両面刷りで二枚に渡っています。

書いてあることは(店舗からの説明の内容は)、

Ⅱ項
①飼養施設及び用具
②食事と栄養管理
③運動及び休養
④しつけ
⑤手入れ
⑥病気(鳥特有の感染症含む)

Ⅲ項
・動物愛護法
・狂犬病予防法
・外来生物法
・種の保存法
・鳥獣法
・人畜共通感染症
・繁殖制限
・その他(マイクロチップ等)

となっています。


ここ数年、ペットショップさんでも
優良店(と思われる)店舗さんと
相変わらずの昔ながらのやり方で鳥を販売している店舗さんと
二極化しているではないかと思います。



例えば、先述の販売時説明書の中には

・ロスト事故(逸走)にはくれぐれも気を付ける事
・人の食べ物は与えない事
・獣医師による診察を受けましょう(感染症関連にもよる)

現在新たに優良店と思われるペットショップでインコをお迎え(購入)した場合、
この三項目の説明については必ずあるはずです。

お客さん側でこの説明を受けて、内容が解らなかった場合は
・ロスト防止のついては対策部品がお店で買えます(鳥かご説明書もあり)
・人の食べ物禁止についてはそのまま禁止
・動物病院がわからなければ紹介して貰えばOK
となります。

お店でこの説明をするとして
お客さんが説明を聞いたとして
これを実行するのは飼い主さんなのです。


新しく鳥を飼いました。
ロストしてしまいました。
こんなにロストが多いとは思いませんでした。

とよく見ますが

販売説明の時点で「くれぐれも逃がさないように」と
説明はありませんでしたか?
そのお店ではレバーナスカンやスドーさんのドアストッパーは売ってませんでしたか?




最近、たまにお邪魔します
優良店(と思われる)ペットショップさん

行くといつもスタッフさんが鳥のお世話をやってます。
雛ちゃんたちも暖かくて広いスペースをもらって
のびのび暴れて暮らしています。
そういうお店にいる子は糞の状態もよく、活発に動いています。
こういうお店はまだまだこく僅かですが。


一概に「ペットショップは廃止」ではなくて、
先に変わらないといけないのは飼い主の方ではないかと考えています。

「この店よくない。ここでは買い物しない。」で
本来なら自然淘汰できるはずですので。
劣悪環境のお店で「この子かわいいー」は無しでお願いします。(本当に)




新たな鳥の飼い主さん
飼育説明は受けたけど忘れちゃったー という場合には

バードライフアドバイザー3級講座 がお勧めです。






飼育本も読んでなんでち(・Σ・;)


そうだな(==;)