日本語の勉強のために始めたブログだけど、小学生時代以来、日記を付けたことが無いから何を書いたら良いのかいつも悩んでしまう。そもそも大して面白い人生とは言えないし…会社とジムかプール、お家をずっと回っているだけだから。

 

 

 今週の水曜日か木曜日、出勤準備をしていたらもう凄く疲れて、つい何で生きているのだろうと思った。私は生きるのは基本的に辛いことだと思っている。私の人生が特に不幸だという訳では無く(むしろその反対だと思う)、生きているものは皆それなりの問題を抱えていて、何事も望む通り旨くいかないという意味だ。もし、何でも旨くいけたとしても、それはそれで満足できないから厄介なものだ。

 

 

 ま、何で生きているのか疑問にしてもしょうがないから、兎に角家を出、車に乗り、音楽をかけて道を走った。ちょうど先日、雪が降って、屋根や並木の上に雪が積もっていて、綺麗な景色が広がっていた。寒い冬の日なのに、温かい車の中で、好きな音楽を聞きながら、美しい風景が見られるなんて、中々悪くない。あ、この為に生きているかも知れないとふと思った。

 

 

 少し話が変わるけど、最近、ツイッターでガザ地区のニュースをずっと見ている。毎日イスラエルからの攻撃があって、2万人を超える住民が亡くなった。負傷者数はもっと多いだろう。正に地獄だ。しかし、今日は普段とはちょっと違う画像が上がっていた。ガザ地区に虹がかかって、子供達が大喜びする姿だった。

 

 

 私も虹は好きだけど、食べられないし、それで状況が変わる訳でもない。極めて大したことでもないものに、住民達は一瞬戦争のことを忘れて、素直に喜んでいた。苦痛だれけの人生で、生き続ける力になってくれるのは案外大したものではないかも知れない。

 

 

 好きな日本の歌の中で、「涙拭けば虹も架かるよ」という歌詞がある。辛いことがあったら、私はこの歌詞を思い出す。辛いことが終わったら必ず幸せになるとは言い切れない。不幸のまま死んでしまうかも知れない。でも、虹なら架かるかも知れない。そして、それは、以外と大きい意味を持ったりする。