思えば。ドラケンマイキーの時にキチンと突っ込むべきだったのかもしれません。あの時になんとなく流してしまったからこうなった、とまでは思ってないのですが、それでも。
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こちらは本日実装された、スキル追撃効果を持つAS。サンタジャッジメントのものです。
ここにはこう書かれています。
『水属性またはクリスマスタイプのスキル発動後追撃する』
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ここに『モンスター』の文言はありません。
防具スキルなど他のテキストにおいては、○属性の“敵”、あるいは同タイプ“モンスター”体数という表記があることから、“○○タイプ”あるいは“○属性”のみでは敵やモンスター、プレイヤーなどの特定、区別はないものと推察されます。
つまり、このテキスト上ではプレイヤースキルでも追撃が起きるはず。しかし、実際には起きません。無一郎の剣ASのスキル1を3連打して12変換とか、いかにも合わせていきたくなるものも使えません。
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じゃあこれは不具合なのか。先ほど確認をとりました。正常挙動です。これは確定。武器スキルでは現テキスト上では起きるべき追撃は起きません。
なら残りはおおむね2パターン。
①水属性武器による水属性攻撃を生じるスキルは「水属性スキル」ではない。
あるいは
②『~タイプの“モンスターによる”スキル発動後』となるべきテキストの欠落不備。
①は無理があるでしょう。水属性モンスターのASは水属性スキル、でも水属性武器のASは無属性スキル(与えるのは水属性ダメージ)、なんて区別をつけるのは非合理的すぎる。
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テキストスペースが有限なら、そこで書ける文字数も当然有限になります。その中で過不足無く、誤解を呼ばず、端的に内容を説明する。それがスキルテキストであり、それを書く人の仕事のすべてと言っていいでしょう。
先の二択における仮定①はその意味でも無理があります。サンタジャッジメントのスキルテキストを見て、他の説明もなく『水属性武器ASは無属性スキル』と理解する人がどれだけいると考えるのか。今回ばかりは①の仮定が正解でないことを願うところです。
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もちろん、念のため問い合わせてはいますが、結局のところ②のテキスト不備なんだろうなと思っています。
でも。察してくれよ、分かるだろ?というのはプレイヤーに甘えきった手抜きです。文字数キツいんよ、だいたい伝わるでしょ?というのは運営側で作った制限の代償をプレイヤーに押し付ける行為です。
たまにしか実装しない新キャラのテキストくらい、しっかりやって欲しいもの。
もちろんオリュクスみたいに短くまとめるのが困難なものだってあるでしょう。それならそういうものに対するフォローがあれば良いじゃないですか。要は、簡易的な『使ってみた』ですよ。色んなアプリではあるじゃないですか、スキルの挙動を動画で確かめられる機能。
今のお試しモンスターも近しいものはありますが、あれ実装時だけですしね。復刻の度にサンタジャッジメントのお試し貸し出しやると思います?
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容量の問題が、手間が、コストが。そりゃ出来ない理由を探せばたくさんあるでしょう。なら出来る部分から、簡単な場所からやっていって欲しいなと思うのです。そう、
『モンスターによる』の文言追加、とか。
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昔から。明らかにややこしくなる原因である○倍と○%表記の併用がいつまでも改善されないわけですから。今回こうやって書いたからといってすぐに動きがあるとは思えません。そこら辺は積み重ねてきた実績による悲しい理解です。
それに、今はオフラインイベントの準備で忙しいでしょうし。年末年始の準備もあるかな。
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こんなこと書くと、まあめんどくさがられるだろうなとは思います。運営だけでなくプレイヤーからも。それがどのくらいの割合なのかまでは分かりませんが。ただ、それでもこういう声はあげます。そういう性分なのです。
スキルの多様化、複雑化。それ自体は大いに歓迎してます。あとはそれを、誰が見ても分かりやすいテキストに落とし込んでくれることを。
“過不足無く、誤解を呼ばず、端的な説明”
その難しさを理解したうえでなお、運営の皆様にお願いしたいのです。