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 台風が迫る荒れ模様の日曜日、
自宅で “この世界の片隅に”というDVDを観た。
戦時中 広島から呉に嫁いだ女性のお話。

間違いなく良い映画なんですが今回はこの物語の感想は横へ置いときます。(^^;

私には同居している現在数え米寿の親父がいるんですが、原爆が投下された日、確か親父は広島市に居たって聞いたことあるな…
 
早速親父に当時の事を聞きに行ってみた。何故か今まで詳しい話を全く聞いた事が無い。
本人が話さないんじゃなく 私がその事に興味を持たなかった為だ。

ここで私は初めて親父が岐阜県の山奥から海軍特別年少兵として広島にいたことを聞いた。同県の大竹海兵団で訓練や勉強をしていて いずれは呉の部隊に合流する流れだったようだ。
丁度広島市内で勉強中に原爆投下があったという。他にもB29の大群も目の当たりにしていたり、まさしくヒロシマの生き字引ではないか!

で、なんと親父は一週間前に地元のイベントで偶然にもこの映画を観たとの事!!
この映画は実際の出来事を◯◯年◯◯月に…という具合に描写されているんだが、「俺はあの頃の何月何日に何が起こったか殆ど覚えているから あーこの日は◯◯があったなあ、◯◯をやったなあと、この映画 結構懐かしいわい。」との事。

ただ映画に出てくる瀬戸内海を戦艦が行き交う風景とは違い、親父が海軍兵として行った頃には、もはや戦艦ヤマトを始め全ての戦艦は既に沈没していて、その為 操縦法などの訓練はやらなくて良かったらしい。


DVDあと5日借りてられるから、もう一度見直して返す事にしよう。