人間の目って結構不思議にできてまして調べてみると色々面白いです。 悪く言えば自分達の脳は錯覚ばかり(^^;;
今回はその中でも色について少しだけ触れてみたいと思います。


下の真っ赤な画像を30秒程凝視してから
サッと視線をそらし白っぽい壁や天井を見つめて下さい。


残像が映りませんか?
その色はきっと青緑だと思いますが。。。
この現象を補色残像といい、下の色相環の図で正反対の位置にある色が残像として残ります。



補色つまり正反対の色同士はカラーコーディネートにおいてもすごく重要でこの色の組合せをすると二つの色がそれぞれくっきりと よりビビットに映ります。

面白いところでは、手術着が何故青緑なのかご存知ですか?
手術で真っ赤な血液を凝視していると補色残像の青緑色のシミが見えてしまうのでその残像のシミと同じ青緑色の手術着を採用したそうです。
また白い手術着だとライトが白い服に反射して目が疲れる為、という理由もあります。