2025.12.06 立ち食いそば 八丁 

 本日の“駅そば”は、京浜急行電鉄本線 八丁畷駅の高架下に位置しますが、高架とは別体に建設された仕舞屋風の建屋、スタツィオーネ川崎に入居する“立ち食いそば 八丁”さんを巡礼します。因みに“スタツィオーネ“とは、”駅”を意味するイタリア語らしいですよ。

店名が染め抜かれたウグイス色の暖簾を潜り入口より入店すると、ワンオペの女性店員さんの声掛けに迎え入れられ、小型のボタン式券売機と対峙して熟考します。

カレーセット ¥ 800

(たぬき蕎麦・カレー丼)


先客2名の間を擦り抜けて、カウンター高台の置き場へ食券を置き、自席で待ち時間を過ごします。

此方の店舗は厨房を囲むカウンターと、壁面へ向き合うカウンターにより客席が構成されており、オールスタンディングですね。

厨房の店員さんが、先客2名と当方へ提供する商品を調理するオペを拝見していると、蕎麦は筒型テボを使用して30秒程再加熱してますね。

先客への商品提供終了後から起算すると、適切な待ち時間で、店員さんに商品名でコールされカウンター高台へ配膳、セルフで自席へ引き取り着丼、初対麺と相成ります。

標準的な丼顔の“たぬき蕎麦”と“カレー丼”のセットですが、¥ 800の単価設定はお高めでしょうか。


 先ずは蕎麦汁を啜ると一般的な醤油色で、カエシの塩味と甘味が適度に効いたバランス型ですね。

お次に蕎麦を手繰ると、食感は冷凍麺固有のもっちりとした食感で安定した出来栄えですよ。

カレー丼に関しては、特筆するべき事項はありませんが、大手資本系とは異なる独立系 “駅そば”店の奮闘を期待しています。

本日も “駅そば” を頂ける幸せに感謝します。

御馳走様でした。

陸拾-弐零弐伍