先日、きみさんの担任から電話がかかってきました。
 内容としては、転校するお友達への寄せ書きを書いてるけどきみさんにも書いてほしいというものでした。

 その流れで

私:「終業式の日だけは登校させようと思うので、その日に持参させます」

担任:「え?あ。わかりました。」
という驚きからの・・・・

 

 オンラインしている子の中でも、色々な理由がありそうな感じが匂いました。

 確かに、きみさんのようにハイリスクだからという子もいると思うのですが、他にも「予防のため」とか、学校に行かないことに対しての捉え方が変わったと思います。

 しかし、難しいのは「学習をしたか否か」を評価するという点だと個人的には思っています。
 

 ここからは愚痴ですが、オンライン学習に切り替えるにしても、それは家族も含めて生活スタイルを変更したり工夫する必要があると思うんです。きみさんの周りでも、「(感染が)心配ですよね」と仰るママさんがお子さんをオンラインにすることはありますが、それが3日以上続いた方を見ていません

 子どもがオンライン学習になると、親も大変な点があると思っています。(私の姉は、姪の学級が学級閉鎖になった初日の夜に「え?元気な子供が1日中家にいるのきつい・・」と言ってきました)。結局、どれだけのリスクを感じるかなんだと思うんですよね。ちょっとオンラインにというご家庭は、ちょっとやってみて親or子がきつかったら「やっぱり学校行かせよう」とか「学校行く」と言うんでしょうね・・・。

 我が家の場合は、ちょっと親が大変とか、子どもが「もう学校行きたいよ」と言った程度で「じゃぁ学校いってらっしゃい!」とはなりません。一時(という表現よりは長期かな?)の我慢で命が守れるならそれくらい我慢する。学校教育なんか正直そんなに重視していません。生きてることが最優先!という感じです。

 それでも・・・・「お友達と遊びたい」という、きみさんの発言は母の胸に響きます・・・。母じゃお友達の代わりになれないからね。

 

 幸い感染者は減少傾向。きみさんの学校でも最近は陽性者の報告はなくなりました。今後終業式3日前まで感染者の報告がなければ、マスクと手洗い、手指消毒の徹底を条件に午前のみの終業式日は登校させたいなと考えています。

 

 担任としては、ハイリスク児が来ると不安を抱えるんだろうなと伝わりました。

 悪い先生という意味ではないし、そう思うよねという点に批判もないです。

 やむを得ず登校を見合わせているご家庭の子供にとって、学校教育ってどう在ることができるんだろう。そんなことを、自分の仕事と関連して思う1年でした。これまで、自分の仕事と病児の親であることをつなげないようにしてきたけれど、最近はそれもどうなのかなと思っています。この仕事をしているからこそ、病児にとっての学校や教育・保育について、病児とその親目線で社会にできることがあるのかもしれないと思うと色々、社会に知ってもらいたい、考えてもらいたいと思うことがあります。

 登校自粛した方は、お子さんの学校教育(オンライン授業や学校の対応等)についてどのようなことを思われましたか?

 期待とは別に、もっとこうだったらいいのになとか、何か「(授業を家で)受けている側」だから思ったこと、何かあれば伺いたいです。

 ってか、「withコロナ」と社会はいうけど、気持ち的に「with」れません(;▽; )