永遠の0〜日韓関係の元凶 | やっくんの事件簿ブログ

やっくんの事件簿ブログ

事件、政治、歴史、などについて意外に真面目に書いてます。

永遠の0
※永遠の0(ゼロ) 百田尚樹著 デビュー作にして累計発行部数500万部以上のヒット作、映画、ドラマにもなっている。

「0」はもちろん零戦のゼロです。しかし、今回のゼロは文字通り数字のゼロです


安倍晋三首相と韓国の朴槿恵大統領との初の首脳会談が、先日行われました。


会談
※安倍首相(最左)、朴大統領(最右)今回の会談により、両陣営の距離は縮まったのでしょうか。

両首脳が就任して2年半ほど経つことと、今年で日韓国交正常化50年にあたるため、今年中に会談をやっておかないと、先々日韓の関係を悪化させた首相として歴史に名を残してしまう大変不名誉な称号を貰わないためにも、この会談の実現により危機的状況は脱しました。

成果はどうだったのでしょう。

仔細な部分に関しては、報道しないことになっている様子で、あまり入って来ませんが、主張を通そうとすると決裂することは両国とも分かっているから、そこは踏み込まず、協議をしていきましょうという程度の話になったことでしょう。しかし、今回会談出来たということは、今後の関係改善に向けた大きな一歩と考えたいです。

朴大統領は案の定”慰安婦”の問題を出して来ました「被害者(元慰安婦)が受け入れ、(韓国の)国民が納得できるよう、早期解決すること」を安倍首相に求めたとのこと。

言うまでもなく、慰安婦問題に関しては1965年の国交正常化時の日韓請求権協定で完全かつ、最終的に解決済みです。

しかし、朴氏に限らず、過去の韓国大統領はみなオウムの様に「イアンフ、イアンフ」と繰り返す(朴槿恵が一番酷いが)。その度、隣国の仲違いを解決するため、日本の首相や大臣は謝罪を繰り返して来たが、どうだったか?

1993年に「証拠はなくとも、強制性を認めてくれれば、それ以上は追求しない」と韓国が言ってきたから、これに対し、(賛否はあるが)日本が「河野談話」で謝罪し、当時の金泳三大統領は「もう終わりにします」と宣言していた。

その後、1998年の「日韓共同宣言」で日本の小渕首相が韓国国民に対して、「痛切な反省と心からのお詫び」を表明し、韓国の金大中大統領が「今後、韓国政府は過去の問題を出さない」と宣言していた。

その結果がどうなのかは、現在の日韓関係と朴槿恵の言動を見れば一目瞭然でしょう。

日本がどんなに謝罪しようと、韓国の大統領が変わるたびにリセットされてしまう。

しかも、過去の日本の政治家が中途半端な”餌付け”をするもんだから、完全に味を占めてしまっている。これは日本の責任でもある。

安倍首相は、会談後にテレビ出演した際にこう語ったといいます「大切なことは、お互いに合意をすれば、その後はもうこの問題は再び提議しないということだ」

その通りなのですが、それができていない、もしくは反故にされるのが韓国の代々のやり方(政治手法)です。

しかし、この考え方を改めさせない限り、本当の両国の関係改善にはなりません。

では、どうやって改めさせるか。

これは中々難しいはなしですが、根本的に韓国(人)に考えを改めさせない限り、永久に解決しない問題です。

ズバリ言うと、一番の元凶は、韓国で行われている”反日教育”だと思います。

この教育のおかげで、韓国人の隅々にまで反日が浸透してしまっている。

韓国では、まだ知識が少なく判断の出来ない幼少の頃から、徹底的に反日を刷り込み、潜在的に反日意識を植え付けます。

それの一つが、”独島教育”です。韓国では幼稚園で長時間かけて、独島(日本名竹島)は韓国の固有の領土だと教え込み、独島の歌を教え、それは日本人が童謡をみな知っているように、韓国人であればみな独島の歌を歌えるレベルです。


竹島
※竹島(島根県)韓国名は独島


独島教育
※韓国で独島教育を受ける幼稚園児

竹島(独島)は日本固有の領土であることは歴史上明白な事実です。

韓国軍が軍事占領し、「韓国の領土だ」と勝手に言っているだけのことです。

また、テロリストの安重根を英雄視していることも、大変な誤りです。


安重根
※安重根(日本語読み;あん じゅうこん、朝鮮語読み;アン・ジュングン、1879年9月2日- 1910年3月26日)は、大韓帝国時代の朝鮮の独立運動家で、前韓国統監の伊藤博文を、1909年10月26日に満州のロシア権益のハルビン駅構内で襲撃して殺害した暗殺者である。ロシア官憲に逮捕されて日本の関東都督府に引き渡され、1910年3月26日に処刑された。ーウィキペディアより

韓国の歴史の教科書には「義兵将として国内外で抗日戦争を展開していた安重根は、初代総監として我が国侵略の先頭に立っていた伊藤博文を射殺(1909)して、民族独立の意思を明らかにした」と誇らしげな記述があります。

しかし、伊藤博文を射殺後、安重根は獄中で「日露戦争はロシアが仕掛けた侵略戦争であり、明治天皇は朝鮮独立のために挙兵した」と思想書に記述があるが、安重根を英雄視する韓国の教科書には、そのような記述は一切ない。

伊藤博文
※伊藤博文(1841~1909)初代、5代、7代、10代の内閣総理大臣、長州藩の松下村塾で学び、幕末期の尊王攘夷、倒幕運動に参加。維新後は数々の政府の要職を経て、大日本帝国憲法の起草の中心になる。内閣総理大臣を退任した後、初代韓国総監を歴任し、外交では日清戦争の勝利に伴う、日清講和条約により、朝鮮を独立させた。1909年、ハルビン駅で朝鮮民主主義活動家の安重根に暗殺された。

当時、世界の国々から大絶賛されていた伊藤博文は日韓併合について、陸奥宗光らのような強硬派とはちがい、原敬や井上馨などと同様に慎重派だった。

日本の慎重派の重臣を1人失ったことよりも、むしろ韓国内の日韓併合推進派に、口実をあたえてしまった。
「伊藤博文暗殺のような事件が続けば、日本が怒って朝鮮半島を植民地にするかもしれない。それならば日韓併合を受け入れ、日本と同じ国になってしまった方が韓国にとっては有利だ」と考えても不思議ではないでしょう。

安重根による伊藤博文暗殺は、日韓併合を早めたと言っていい。

また、韓国の教科書では、日本の天皇陛下のことを「日王」と記述があります。過去に李明博前韓国大統領が天皇陛下のことを”日王”と呼び謝罪を要求したのは記憶に新しいが、代々韓国では、天皇のことを「日王」と呼びます。

これは中華思想から来ているんだろうと思います。

代々、中国の属国の歴史を持つ韓国では、いつの時代も中国の皇帝から、「王」の称号を与えられていました。つまり、「王」は「皇帝(天皇)」の下です。

だから、韓国では代々の位でも最高位が「王」なわけです。

よって、日本の天皇陛下に対して、「天皇」と言ってしまうと、どうやっても「王」よりも上の存在になってしまいます。

それを認めてしまうことは、儒教の精神(年長者、上司を敬う)からしても、批判ができなく、おかしな具合になってしまいます。だから、天皇という地位を認めたくはないのです。

このような韓国の教科書のありえない記述には、韓国の病的な「臆病な自尊心」と「尊大な羞恥心」から来る超自己中心的な民族主義の思考の上で、常に日本が目の上の”タンコブ”であることを指し示しております。

しかし、間違ったことを教えることが、正しいことなんでしょうか?

民族意識を高めることと、日本から、永遠に賠償を取り続けるための、所詮自立を妨害しているこの韓国の教科書(教育)は、未来へ大変な汚点”ツケ”を残していることを、彼らはまだ気付いてないのでしょうか。

この手の掛かるご近所さんの立ち振る舞いには、怒りを通り越し、同情に似た哀愁すら感じてしまうほどです。

日本が本当にお隣さんと手を握れる日が来るためには、彼らの反日歴史教育を更生しなければ、永遠に0(ゼロ)のまま、本当の進展や友好は望むべくもないでしょう。