安倍の葬式はうちが出す! | やっくんの事件簿ブログ

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事件、政治、歴史、などについて意外に真面目に書いてます。

第一次(2006-07)安倍政権当時の、ある朝日新聞社幹部の発言です。

勿論、表に出る発言ではない。
大新聞の大物記者なら、もう少し気の利いた言い回しはなかったものかと惜まれます。

しかし、この大新聞の安倍氏への憎悪は本物だった。

今は亡き三宅久之先生と朝日新聞論説主幹若宮啓文との会話でのこと。

三宅氏「朝日は安倍というといたずらに叩くけど、いいところはちゃんと認めるような報道は出来ないものなのか?」と聞いたら、若宮「できません」と言った、で、三宅「何故だ?」と聞いたら、若宮「社是だからです」と。

これは知る人ぞ知る内容です。


三宅久之氏 ※TVタックル等でも歯に衣着せぬ発言で人気のあった故三宅久之氏 


当時の第一次安倍政権への朝日の安倍叩きは酷かった。結果的に安倍氏を発足から僅か一年で引きずり下ろし、総辞職の際には大々的に特集を組んで本当に葬式を出してしまった。

いわゆる「ネガティブキャンペーン」というやつでマスコミが中心となりあらゆるところで特定の人物や団体を叩き足を引っ張る。

先月の小渕優子経産大臣と松島法務大臣をダブル辞任に追い込んだ、いわゆる”政治とカネ”の問題も記憶に新しいが、これも一種の安倍政権へのネガティブキャンペーンです。


安倍首相は第一次政権時にも「戦後レジームからの脱却」をスローガンに教育基本法改正、防衛庁の省昇格、公務員制度改革など、数々の歴代首相も跨いで通ってきた国家の土台部分の難題を一気に進めた。
中曽根康弘をして「安倍革命」と言わしめたほどです。

それがいわゆる左翼を刺激した。

戦後レジームの意味は深い。

戦後の占領政策からの左翼傾倒の社会から来るスタンダード。
はっきり言えば、東京裁判史観です。

東京裁判は「裁判」ではなく、単なる戦勝国の復讐劇でしかありません。

世界的な戦争法規として、”ハーグ陸戦条約”というのがありますが、東京裁判はこの条約を全く無視している、というか、それに乗っとっていけば断罪されるべきは連合国側になる。

戦後日本の立場の正義は全く無視され、極悪非道な日本軍が不当な戦争を仕掛け、愚かにも滅ぼされたという史観。それが蔓延し、それによって利権を得て来た一つが朝日新聞社であるということ(基本、自虐史観がインテリ層のベースに)。

その誤った史観の元に出来上がった日本国憲法を含めた制度や体制を見直そうというのが、「戦後レジームからの脱却」の意味です。

なんと壮大なテーマでしょうか。

歴代の総理大臣が手を付けれなかったアンタッチャブル案件です。

戦後社会の恩恵で利益を上げてきた朝日新聞を含めた団体はその利権を壊そうとする危険性のある(だだ誤った認識を正常な状態にしようとしているだけなのに)安倍は絶対に認める訳にはいかない。

これが朝日の社員に「社是」と言わしめた根本です。

ただ安倍さんからは直接埃は出てこない。

当時、マスコミが目を付けたのは閣僚、その中から松岡農水大臣の献金問題の尻尾を掴んだ!

その後の報道は苛烈を極め、ついに松岡大臣は自殺に追い込まれる...。
その後、4人の大臣が次々に”政治とカネ”の問題で辞任。


さらに、この当時「長崎市長殺害事件」というのがあり、何と朝日は安倍首相の関係者と犯人の暴力団員との関係(暗殺を仕向けた)ということで記事にした。

これには温厚な安倍さんも激怒し、朝日新聞社に大クレームをぶつけた。

当然、暴力団との繋がりはないため、朝日新聞は謝罪を入れた。
しかし、その内容は安倍首相を叩いた記事の100分の1ぐらいの大きさで、小さくさりげなく。

そして、止めに「消えた年金問題」が発生し、安倍政権は瓦解して行く。

朝日新聞社にとっては、百歩譲って表現と報道の自由があるとして、また、民間の営利企業として新聞の発行部数を伸ばす為、程度煽り報道もあることはわかる。

しかし、新聞記事というのは解釈を伝えるものではなく、事実を伝えるものです。

それをいつからか、朝日の姿勢は、先般の木村社長が謝罪会見を行った「吉田調書」(福島第二原発をめぐる、吉田所長の指示に問題があったとする報道)の件や、「吉田証言」(従軍慰安婦を捏造して書かれた本の著者、吉田清治を取り上げ大々的に宣伝。途中で捏造と分かりながらも訂正せず、その間に”従軍慰安婦”、”セックススレイブ”が全世界に浸透)、この2つの件で、朝日のその歪曲した姿勢(事実の前に、すでに結論ありき)は白日の下となりました。

都合の良い事実を取り上げ、または事実が出てこない場合は捏造までして、解釈を押し付けるものです。
報道機関としては本来あってはならない。

また、日本の正しい姿勢を追求した安倍政権への苛烈極まるネガティヴキャンペーンを踏まえた上での、その後の鳩山、菅(かん)の民主党政権の失政や、小沢一郎の「陸山会」問題や鳩山、菅、前原なども外国の団体や企業から多額の献金を得ていたが、前述の松岡氏や今回の小渕氏と比べるとそれは全くと言っていいほど踏み込んでいない、むしろ朝日は擁護にまわっていた!

小渕氏が2000万なら小沢は10億の疑惑があった。
菅に至っては、よど号ハイジャック事件のリーダー田宮高麿と北朝鮮拉致実行犯の二人を親に持つ森大志が市議会選に立候補した際に多額の資金援助をしていたむかっ

こんな売国奴(⁉)政治家を擁護する朝日はやはり日本のためにならない⁉

朝日は社旗に旭日旗を使用する資格が、はたしてあるのか? デザインを韓国の太極旗にするか、北朝鮮旗に換えた方が違和感がないという声も聞こえて来ます。

ただし、これらは別に朝日新聞社だけに限ったことではありません(NHKやTBSも)。


前置きが長くなってしまいましたが、世はまた、安倍政権の時代になっている。

昨今の、与党議員への”カネ”の追求。この際のマスコミの叩きようを見て、前述の松岡農水大臣の事を思い出してしまいました。

歴史は繰り返される、と言ったところでしょうか、まともに太刀打ち出来ない野党や反安倍のマスコミは7年前と同じく、叩いたら埃の出る「政治とカネ」の問題を追求しだした。

しかし、これは前述の民主党議員のように、諸刃の剣であり、ブーメランのように帰ってくる。

30日、国会で民主党の枝野幸男幹事長の答弁で、事件が起こりました。

国会に安倍首相らが出席し「政治とカネ」問題など、集中審議を行い、論客で知られる枝野氏が安倍首相に論戦を挑んだ。

しかし、枝野氏自身の政治資金収支報告書の記載漏れに加え、左翼過激派「革マル派」が浸透している団体からの献金問題を引き合いに大反撃をされ、タジタジになり、正にブーメランが勢いを増して帰って来た。

「革マル派」とは知る人ぞ知る、超過激組織です。

それを持ち出すということは、閣僚の不祥事で逆風だった安倍さんが遂に戦闘モードに入ってしまった。

そして、それは、宿敵”朝日新聞社”にも及びました。

枝野氏が、政治とカネの問題が発覚したことを受け、安倍首相が、「これで”撃ち方やめ”になればいいのに」と語ったとされる、新聞報道について、真偽を問いた。

安倍首相「今日の朝日新聞ですね。そういう報道がありました。それは捏造です。朝日は安倍政権を倒すことを社是としている、と前主筆が語ったという。私の確認もないまま、言ってもいない発言が出ている(朝日朝刊)ので驚いた」(発言の前半は冒頭の三宅さんと朝日主筆の会話を指していると思われます)

翌日(31日)の朝日朝刊で、「捏造はありません」としたうえで、首相側近の発言と訂正しました。
また、「安倍政権を倒す」という社是はなく、主筆が語ったこともありません。と故三宅久之氏と朝日新聞主筆のやり取りを正式に否定した。


また、安倍首相は民主党議員の追求に「吉田調書や吉田清治氏の問題では、日本の名誉が傷付けられた、こういうことを、朝日は反省しているのか、かつて朝日は、私と中川昭一さん(元財務相)がNHKに圧力をかけて報道内容を変えさせたと報じた。これも捏造だった。(朝日には)安倍を攻撃しようという意図がある。自分の思う方向に持っていこうとするから、問題が起こる」などと語ったといわれます。

遂に堪忍袋の尾が切れた安倍首相、経済と”政治とカネ”の問題で、少し行き詰まり感が出てきておりますが、こんなことで、立ち止まってはいられない。本来の国会の審議が遅れてしまっては本末転倒です。

今後も朝日新聞、テレビ朝日(報道ステーション等)の逆襲(安倍叩き)が予想されますが、凋落がいわれる朝日には真っ向から安倍攻撃をする体力があるのか⁉


報道の中にはかなりの悪意や偏向も自然と織り込まれています。

今後の安倍晋三VS朝日の因縁の対決にも、是非、注目してみてください。少し違った見え方になるかもしれません。