こんばんは
「間違ってニットを普通に洗濯して、縮んじゃったの!」という事ありますか?
私は有ります!
ニットの材質にもよるので一言で言えないのですが、今日はウールやアンゴラなど、動物性のニットに有効と言われている方法を紹介しますね。
まず、お手もちのトリートメント(コンディショナー可)に、アモジメチコン(ジメチコン)という成分が含まれていれば、それを使います。
ノンシリコンの物は使えません。
なぜなら、ジメチコンはシリコン(シリコーン)の一種で、ウールによく吸着し、コーティングする役割があるのです。
髪のキューティクルをコーティングしますよね
それにより、絡みが解消されて伸ばす効果があるようです。
さて、やりかたですが、
洗面器にニットが浸かる程度のぬるま湯を溜めて、トリートメントを溶かします。
量は柔軟剤を使用する程度~少し多め。
この液に20分~30分つけ置きます。
そのあと、軽く脱水(洗濯機で1分程度か、バスタオルに挟んで)
ここからはお好みなのですが、元のサイズくらいに切った段ボール型紙(胴体と袖は分けた方が着せやすいです)に、ニットを伸ばしながら着せます。
縦は伸ばしづらいので、クリップ等で引っ張り(ちょっと難しいですが)、陰干しします。
※写真はイメージです
型紙を作るのと、伸ばしながらアイロンをかけるのと、どちらが労力が必要のかは何とも言えません・・
お好みでやりやすい方を試してみてください。
一般的に「良い」といわれている方法をご紹介しましたが、材質もウール100%と限らず、編み方も様々で、縦横のバランスが崩れる可能性もあり、元通りになる保証はありません。
また、私は洗濯のプロでも、科学者でもないので、何ら責任を負うことはできません。
クリーニング店に相談してみるのが一番ですが、もし、ダメ元で試してみようと思う方は、あくまで自己責任でお願いしますね。