差し迫っている国家レベルの攻撃 | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

【差し迫っている国家レベルの攻撃】
 

 
コンピューター好きシステム管理者
まちの おうる です。
 
Microsoftは身代金要求ウィルス
(ランサムウェア)の大流行により
WindowsXPやWindowsVistaなど
サポートが終了したOSの
セキュリティー更新プログラムを
提供しました。
 
メーカーがサポートが終了したOSの
セキュリティー更新を提供するって
余程のことだと思います。
 
まぁ、それだけ事態は深刻で、
更に言えば
サポートが終了したOSを使っている
ユーザーが今もなお多数いると
いうことなのでしょう。
 
WindowsXPやVistaのサポート終了で
セキュリティー更新が提供されず、
脆弱性が残ったままのシステムが
動いていると、
それを乗っ取るなどして
Windows7や10などサポート中のOSに対する
攻撃が行われているのかもしれません。
 
そんな騒動が落ち着く間もなく、
Microsoftは6月度のセキュリティ更新で
改めてサポート終了OSに対する
セキュリティー更新プログラムを

提供することにしたようです。

 
「古いプラットフォーム」と書かれた
サポート切れOSへのサポートですが、
 
「過去および差し迫っている国家レベルの
攻撃や情報開示による悪用の危険性が
高まっている状況下で」云々。
 
と、かなり物々しい表現になっています。
 
実世界で騒がれている物騒な話だけでなく、
サイバー空間(インターネット)では
直接目には見えませんが、
実世界以上の攻防が行われていることを
示唆しているのです。
 
 
インターネットには国境もありません。
 
海に囲まれた島国だから攻められにくい
なんて甘いこともありません。
 
物理的な距離も地形も全く関係なく
インターネットというサイバー空間で
世界がつながっているのです。
 
そんな状況で暮らしているのに
「分からない」
「難しい」
「怖い」
などと感情的で呑気な事を
言っていてはいけません。
 
何年PCを使っているのでしょうね。
 
自分のPCは自分で守る。
 
安全なシステムを使う。
 
そのために
WindowsUpdateなどの
セキュリティー更新は
速やかに適用する。
 
繰り返し言われていることを
確実に行うだけです。
 
 
■マイクロソフト セキュリティ アドバイザリ
https://goo.gl/6pT1JY 
 
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。