仕事の改善をする手順についての考え方 | 効率アップと経費削減入門 会社の利益が増えるパソコンの使い方

仕事の改善をする手順についての考え方

こんにちは、川崎です。


仕事の改善をする手順についての考え方


仕事のやり方を改善をして、効率を上げよう、とする時の話です。

何をしたらいいかは、何となく分った。

だけど、やる事が多すぎて、何から始めていいか分からない。

こんな時の順番は次の通りです。


1.やらなければいけない事をリストにする

2.このリストを改善効果が高い順に並べる

3.リストの上から、改善を始める


基本はこんな所です。

ただし、改善活動に慣れていない場合は、手を付ける順番に工夫が必要です。

また改善活動の順番を決める考え方は、個人と組織では違います。

そこで、個人と組織のそれぞれのやり方について書きます。


個人のやり方

1.改善する事をリストに書く

2.改善効果が高い順に並べる

3.やり易い順に高い点を付ける

4.2つの数字を掛け合わせる

5.掛け合わせた数字が高い順に、改善を始める


表にすると、こんな感じになります。

$効率アップと経費削減入門 会社の利益が増えるパソコンの使い方-個人の順番を決める表

順番の列の番号に従って、改善作業に手を付けていきます。


組織のやり方

組織の場合も、考え方は個人と同じです。

ただし、やり易さといった要素ではありません。

人材という要素です。

改善作業に専任で適切な人を割り当てる → 3点

改善作業に専任の人を割り当てる → 2点

改善作業に兼任の人を割り当てる → 1点

これも、表にします。

$効率アップと経費削減入門 会社の利益が増えるパソコンの使い方-組織の順番を決める表

このやり方で順番を決めて、改善を始めれば効果的です。


何故、このやり方がいいのか。

改善作業に慣れていないうちは、なかなか上手くできません。

失敗も多いです。

成果が出ません。

うまくいかないと、ヤル気がだんだんとなくなってきます。

最悪の場合、改善活動をやめてしまうかもしれません。

だから、成功しやすく、効果がある改善から始めると、うまくいきやすいです。

改善がうまくいって効果が上がると、ヤル気が上がります。


改善活動は、少しやって終わりという訳では、ありません。

ずっと、やり続ける必要があります。

改善効果だけでなく、やり易さも、考える必要があるのですね。

改善活動の経験が少ない場合は、この考え方を参考にして頂けたらと思います。


ではでは。