近鉄の観光特急「しまかぜ」乗車記3回目です。
(前回はこちら)
「しまかぜ」は、伊勢志摩のうみかぜをイメージして
名付けられたそうです。
今回は、車内と設備をご案内します。
◆1・6号車 (ハイデッカー、プレミアムシート)
先頭車両は、通常より72cm高くなっています。
外観を見ると、一目瞭然。
窓の位置が高めです。
ドアから客室へは、階段を上がる形になりますので、
車椅子は利用できません。
◆2号車・5号車 (プレミアムシート)
1号車、6号車と同じ2列-1列のシートの席です。
この車両はハイデッカーではなく、通常の位置になります。
(写真は1号車)
◆3号車 カフェ車両
(名古屋発着便は4号車)
近鉄ご自慢の2階建て車両です。
1F、2F部分がカフェスペースになっています。
やはり展望の良い2階側が先に埋まるようです。
車端部が販売・注文・調理スペースになっています。
カフェのメニューや中身については、
次回以降で詳しくご案内します。
◆4号車 サロン席、和風個室、洋風個室
(名古屋発着便は3号車)
【サロン席】 3室
定員6名で、4名以上で予約・利用ができます。
基本的に3列・テーブル・3列になったコンパートメントです。
座席は、リクライニングは不可でプレミアムシートでもありません。
廊下との仕切りはありませんので丸見えになります。
サロン利用に対して、特別な追加料金はありません。
【和風個室】 1室
定員4名で、3名以上で利用可能です。
ただし、ご利用区間に大和八木~伊勢市または近鉄四日市~伊勢市の区間が含まれている必要があり、 今回のような、ちょい利用はできません。
特急料金+しまかぜ特別料金にさらに、
「個室利用料金1,030円(1室)」が必要になります。
外からの写真で見えにくいですが、
掘りごたつ式です。
座席はプレミアムシートではありません。
リクライニングもありません。
あと、カフェのメニューが個室に居ながらにして、車内電話で注文ができます。
見にくいので、公式のページから。
【洋風個室】 1室
定員4名で、3名以上で利用可能です。
ただし、ご利用区間に大和八木~伊勢市または近鉄四日市~伊勢市の区間が含まれている必要があり、
特急料金+しまかぜ特別料金、にさらに、
「個室利用料金1,030円(1室)」が必要になります。
ソファーシートが並ぶ席になります。
同じく、プレミアムシートではありませんが、リクライニングもできません。
和風個室同様、カフェのメニューが個室に居ながらにして、
車内電話で注文ができます。
1列車に少ない個室は大人気のようです。
サロン席は、利用区間に制限はありませんので、
今回のちょい乗りの場合でも利用できますからチャンスはありそうです。
個室は、ちょい利用はできません。
■ロッカー
観光列車に乗ると、
スーツケースとかの置き場所に気になります。
車両も座席も良いのに、狭く感じますものね。
「しまかぜ」は、1号車・6号車の車端部にロッカーがあります。
JRの空港連絡系の列車にある開放式な、いわゆる荷物置き場的なものではなく、ちゃんとした鍵付きロッカーです。
一般的な大きなのスーツケースなら入ると思います。
■カーテン
「しまかぜ」の日よけ(カーテン)はすべて電動になっています。
微妙な波のラインが気になりませんか・・・(笑)
■しまかぜWi-Fi
車内には、専用のwi-fiサービスがあります。
インターネット接続サービスはもちろん、
車内案内、子供用のアニメ、前面展望など・・・
これについては後日詳しく書きたいと思います。
wi-fiのトップページです
↓
-----------------------------------------------
以上が車内設備についてでした。
次回は、1・2・5・6号車のプレミアムシートをご案内します。
めちゃめちゃ良いシートです!
(次はこちらへ)
毎週水曜日、土曜日に更新しています。
★登録お願いします★
関西の旅好き人
Twitter @TrainTravelLife
Instagram https://www.instagram.com/traintravellife/