大川小学校で亡くなられた方々への想い | がけっぷち人生向上ブログ

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2019年12月にYahooブログから引っ越してきました。
キャンプにカメラに雑学に。

津波災害で亡くなられた石巻市立大川小学校の70名の子供たち。
 
今も行方不明の4名の子供たち。
 
そして津波に襲われたその時までグランドに学校にいらした9名の先生。
 
今もお一人の先生が行方不明のままだと。
 
大川小学校のグランドには、迎えにこられた親御さん、おじいちゃんやおばあちゃん。
避難してこられた地元の方々もいらっしゃったと。
 
 
災害が発生してから1年5か月もの間、テレビやインターネットなどでいくつもの情報を拝見してきました。
 
直接被災地に足を運ばれている広島の方の、とても素晴らしい記事も拝見しました。
 
 
沢山の方々が無くなられた東日本大震災ですが、
 
土木工事での復興だけでなく、
今生きている人たちへの支援、日本の経済活動の中の歯車の一つとして実感がわいて頂けるような経済的な復興、そして、津波で亡くなられた多くの児童・先生方の想い、親御さん、友達の想い、
今もなお我が子我が孫を探されている方の想いを大切にしていって欲しいと思います。
 
 
残念な事に、大川小学校の話は被災から1年5か月以上経過した現在でも、
学校・教育委員会・校長先生の対応はとても情けない対応だといったお話を沢山目にします。
 
我が子を亡くされた親御さんたちの多くは犯人捜しをしているのではないといった話も沢山目にします。
 
 
 
以前にもまして、教育委員会や学校の対応・組織としての必要性が今年になって問われていると思います。
 
大津市でおこったイジメ自殺事件。
 
 
直接被災地や教育委員会・学校等に足を運んで自分で目に・耳にした情報源をもとにした考え方でないので、
偏った情報からの発想かもしれませんが、
 
国・地方自治体・県教委・市教委・校長先生や学校の先生方へのお願いとして、
これだけ沢山の子供たちが一瞬にして亡くなられた事、
いじめで亡くなられた児童さんの事、
 
この犠牲・生き残った方の苦しみを想えば、今こそ既存の組織、事なかれ主義を大幅に改善してもらいたいです。
後々、多くの大人たち・子供たちが「断然前よりよくなったよね!」と感じた時に、
土木工事や生活環境・経済環境も踏まえて復興していたら、それこそ本当の復興ではないかと。
人に優しい国や組織を作れとか平等な環境を作れといった、甘い世界を望んでいるのではなく、
世界の中で日本の子供たちの明日を創ろうと思うのならば、大人の保身を考えた組織は捨てるべきかと。
 
今の日本で生きている子供たちが、いくら偏った報道だと言われているテレビや新聞、雑誌、インターネットだと解っていたとしても、現在の大人たちの生き方・逃げ得を見ていて明るい未来を感じるわけはないと思います。
 
本当の復興。 人それぞれ理想像は違うと思いますが、認めるべきは認め、個人や組織の保身から脱却すれば、政治も、教育も子供たちの未来も明るくなりそうな気がします。