「水戸黄門」って知ってますか?
そんな日本人の成人10,000人にアンケートを取った場合、
多分100%の人が「知ってる!」って答えるテレビドラマ。
それが「水戸黄門」ではないかと思っている、がけっぷちです。 あっ、おはようございます。
今回は「水戸黄門」の意味を短く説明したいと思います。
ご存知の通り、「水戸黄門」の「水戸」は日本の旧国名。
「水戸藩」は徳川御三家の1つとして上げられますが、現在の茨城県。
江戸に位置する徳川将軍家の北の守りとして配置された藩です。
ということで、もし「水戸」ではなくて「越後」とかだったら、「越後黄門」って名前になっていた可能性もあります。 広島だったら「安芸黄門」か「備後黄門」・・・・なんだかしっくりこないですね。
では、ドラマの中で「水戸黄門」って呼ばれるシーンってどんな感じだったか覚えていますか??
がけっぷちは、「水戸の黄門様!」って一般人が驚くシーンは何度も見たことあります。
または、「水戸の御老公様!」なんて驚くシーンも。
でも、当時の身分階級である「大名」や「将軍家に使える人」などが「水戸の御老公!」って驚くことがあっても、「水戸の黄門様!」って驚くシーンは殆ど無いと思いませんか? (・vv・)?
「水戸黄門」ってのはあくまで通称。
尊敬や敬意をはらって「御老公」と呼ぶことはあっても、
同じ身分階級の方が公に「水戸黄門」なんて呼ぶ事は無かったそうです。
んで、ここから本題。
「水戸黄門」の「水戸」って意味と、「水戸黄門」を実際に呼ぶ時の言い方は上記で説明したとおり。
「水戸黄門」の「黄門」って何だろう?って思いませんか?
テレビドラマの中で、「水戸中納言」って呼ばれるシーンを何度か見たことありますよね。
これがヒントなんです。
三国志の物語「三国志演義」を題材とした漫画やアニメ、人形劇の中で登場する人物達にヒントがあります。
例えば三国志の中で登場する「曹操」を暗殺しようとの「馬騰」と供に暗殺計画を計り、失敗して殺される人の中で「黄奎」(こうけい)って人が登場します。
その時に説明される役職が「黄門侍郎」(こうもんじろう)でした。
あくまで役職ですので、時代と供に多くの「黄門侍郎」が登場します。
ちなみに、三国志の元になる三国時代は、日本でいうと弥生時代・・・。
ここで登場するのが「唐名」(からめい)と呼ばれる呼び方なんです。
難しいので簡単に説明すると、日本には自国で作った役職名(官職)を、昔の中国の呼び方にあてはめて使うことがあります。
徳川家康の事を「内府」(ないふ)と読んだり、
内閣総理大臣の事を「首相」(しゅしょう)と読んだり。
外務大臣の事を「外相」(がいしょう)と読んだり。
と言う事で、ドラマ「水戸黄門」の中で、「水戸中納言」の事を「水戸黄門」って設定しているわけでして・・・。
(;´・`)>
朝から頭が痛くなっちゃいましたね・・・・。(ー_ー;)