「太陽戦隊サンバルカン」で活躍されていらっしゃった、
岸田森さんが亡くなられた新聞記事の中で、
今でも記憶に残っているのが、岸田森さんの親友、草野大悟さんの名前でした。
草野大悟さん(1939年9月7日~1991年2月27日)

(飛ぶが如くに出演時の草野大悟さん)
文学座附属演劇研究所の同期に岸田森、樹木希林、小川真由美、寺田農、橋爪功、北村総一朗。
岸田森さんとお若い頃から苦楽を供にした俳優界の大親友とのこと。
がけっぷちは、草野大悟さんを子供の頃からテレビで何度もお見かけしていたのですが、
その記事のお陰で、草野大悟さんはとても好感度をもって拝見させてもらっていました。
がけっぷちが高校生の頃。
NHKでは大河ドラマ「飛ぶが如く」を放送していました。
西田敏行さん演じる「西郷隆盛」と鹿賀丈史さん演じる「大久保利通」
言わずと知れた、明治維新の功労者のお2人です。
そのドラマの中で、俳優草野大悟さんは、ナレーターとして、また役者として番組に登場されていました。
独特の存在感あるお芝居。
とても特徴のある男らしい風貌。

そして、とても落ち着いた声。
大河ドラマ「飛ぶが如く」は出演者、スタッフに恵まれ素晴らしい出来栄えでした。
そして、放送が終わって3ヵ月後。
ラジオ番組の収録中に、倒れられた草野大悟さんは、そのままお亡くなりになられたそうです。
芝居がかった役者さんは沢山いらっしゃいますが、
素朴に素直に演じられる草野大悟さんの存在は、がけっぷちの脳裏に焼きついています。
終わり。